1 :2023/06/24(土) 22:08:12.50 ID:wAeVWPxi9.net
「あなして」最終回でまさかの大炎上…視聴者を大混乱に陥れたモヤモヤの正体とは?
女優の奈緒(28)が主演するフジテレビ系ドラマ「あなたがしてくれなくても」の最終回が22日に放送されたが、その内容に多くの視聴者が失望したようだ。原作は累計940万部を突破する大人気作品で、セックスレスが原因ですれ違う二組の夫婦を描いている。
セックスに対する夫婦の価値観の違いや、セックスレスという悩みを通じて心を通わせ合う不倫の描写がリアルだと反響を呼び、ドラマは第3話以降、6週連続で400万回再生を突破。放送後の1週間見逃し配信の累計再生数が3200万回を超えるなどの盛り上がりを見せていた。
これだけ盛り上がったのは、最終回に二組の夫婦がどのような選択をし、それぞれの苦しみがどのように昇華されるのかを視聴者が見届けたかったからのはず。
ところが蓋を開けば、二組の夫婦は離婚したものの、ラストには、主人公のみち(奈緒)と元夫の陽一(永山瑛太)がイチャイチャしながら歩き、キスするという、「元サヤに戻ったの?」と思われるシーンで幕を閉じたため、多くの視聴者が混乱に陥ったようだ。ネットでは、
《最終回でコケるドラマって中々ない。最終回だけ別の人が作ったレベルでモヤモヤする》
《映画館ならスクリーンにものが投げつけられるレベル。そもそもかなり無理のある設定で気を持たせた挙句にちゃぶ台返しなんて》
《まぁ、どんな着地をしても必ず荒れそうな内容のドラマでしたけど、個人的には一番共感出来ない終わり方でしたね。途中からレス関係無くなってた印象でしたし》
という声が上がった。
■漫画の実写化の改変結末は炎上不可避?
「原作は完結していないため、ドラマ版がどのような結末を迎えるのかが特に注目されていました。原作だとさまざまな経験を経て、みちが陽一に未練なく自立していき、『してくれない夫ならいらない』という選択をします。そのさっぱり感も読者の共感を読んでいたのですが、ドラマ版では他人の家庭を壊し、結局元サヤに戻るあり得ない女性になっていたのがやはり最も残念ですね」(ドラマ制作関係者)
ちなみに、今期ドラマで最終回に物言いがついたのは「あなたがしてくれなくても」だけではない。20日に最終回を迎えた「王様に捧ぐ薬指」(TBS系)も、実母の妨害を経て一度は離婚した夫婦がそれでも思い合い、選んだ結末が"事実婚"だったことが、物議を醸した。
「『王様に捧ぐ薬指』も『あなして』と同様に漫画が原作です。ドラマ版は事実婚だけでなく、一度離婚することも原作にはない改変なので《無理やり今風にしなくても良いのでは?》と批判的な意見も上がりました。昨今は原作があるものがドラマ化されることが多く、制作側としては、最終回までうまく引っ張れれば成功といえます。最終回が微妙な結果でも正直、ダメージは少ないのでしょうが、視聴者は最終回にスッキリするために、1クールという長い時間かけてドラマを視聴するわけです。最終回にモヤモヤが残ると、《今までの時間を返せ!》となりかねません」(同)
制作側は無理に意表を突こうとするより、原作を尊重し、結末もそれに沿った内容の方が、炎上はしにくいのかもしれない。