1 :2023/06/13(火) 09:46:26.64 ID:lIxPhHLo9.net
読売新聞オンライン
「過激な露出やポーズ」が公序良俗に反するなどとして、埼玉県公園緑地協会が県営公園での水着撮影会を一律で認めないとしたことに対し、施設管理を委託している県が待ったをかけた。撮影会の主催団体との間で取り決めたルールがあり、違反のない団体まで認めないのは根拠が不十分だとの理由だ。同協会は12日、関係団体に当初判断の撤回を連絡し、謝罪した。
同協会などによると、水着撮影会はプールのある「しらこばと水上公園」(越谷市)と「川越水上公園」(川越市)を会場に、今月は各3回予定されていた。グラビアアイドルなどの肩書を持つ若い女性がモデルだ。
しかし、5月末に同協会に「過激なポーズで撮影していた」などの情報が外部から寄せられ、同協会がインターネットで調べたところ、脚を広げたり、水着をずらしたりした画像があったほか、18歳未満だとSNSで公言するモデルがいたこともわかり、県青少年健全育成条例に抵触する恐れも出てきた。
同協会は「しらこばと」での撮影会には「過激な露出の水着やポーズを禁止」とする条件を定めており、今月8日、過去の違反を理由に2団体の利用は認めないことを決定。他の団体についても監視が難しいなどとし、一律で中止を求めた。
この決定が開催予定日の直前だったこともあり、SNSなどでは同協会の対応を疑問視する声が噴出した。11日には県も同協会から事情を聞いたが、「川越」については開催許可の条件を定めていなかったことや、「しらこばと」も18歳未満のモデルの扱いに触れていないことが判明した。県は「一律の中止要請は適切ではない」と判断。同日、違反のなかった団体への中止要請の撤回を同協会に指導した。ただ、10、11日の撮影会は主催団体が断念した。
大野元裕知事は12日の定例記者会見で「ルールがあいまいでは開催できない。すべての会場に共通ルールを設けてほしい」と注文をつけた。同協会は今後、統一的な許可基準づくりの検討を始める。県有施設での水着撮影会はふさわしくないとの声もあるが、知事は「水着撮影は表現の自由の範疇(はんちゅう)のもの。公が介入するものではない」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5063cf484a033eafe115665da802ed772b720480