1 :2023/06/12(月) 11:11:05.48 ●
「もう戦艦大和は作らない」–「和製ChatGPT」に関する方針、自民党の塩崎議員が説明
(略)
「官民総力を挙げて、日の丸AIを作りませんか? 予算を潤沢につけましょう。そうじゃないと海外に勝てません」──。自民党のプロジェクトチームが日本のAI政策に関する提言をまとめる際、一番寄せられたのが上記の意見だった。
こうした声に対して、自民党のプロジェクトチームは次のような結論に至ったという。
「もう戦艦大和は作らない」──。
その理由について塩崎議員は次のように述べた。
「この先、AIのテクノロジーがどう進化するかわからない。そんな不確実性の多いところに、国民の税金と国の将来を賭けるだけの責任を我々は取れない」(塩崎議員)
不確実性の具体例としては、検索が「G社」の一極集中、スマートフォンOSが「A社」と「G社」の二極集中となった一方、ライドシェアが「U社」や「D社」などの多極集中となっている点を挙げた。そして、次のように述べた。
「まずは先行している海外の基盤モデルAIを土台とし、パートナーシップを組む形で、国内で基盤モデルを用いた様々な応用研究や開発をさせるべきである。これをやっていれば、国産のLLMや生成系AIの開発の余地が出てくるかもしれない」(塩崎議員)
つまり、国産AIの開発にこだわるのではなく、まずは海外のAIプラットフォームの利活用を優先させることで、将来的に国産AIが誕生する素地を作ろうという内容だ。