1 :2023/06/06(火) 17:25:45.15 ID:TO7AJqvv9.net
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2023年6月6日15:11
「予告編も一切なし。TVスポットも一切なし。新聞広告もなし」
2023年7月14日に公開を予定する、宮崎駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』。公開まであと1カ月強となったが、スタジオジブリはこの作品について、予告編を含め、事前の宣伝を一切行わない方針のようだ。
本作からは昨年12月、1枚のポスターが発表されていた。ポスターは鳥のような生き物を描いたものだったが、それ以来、スタジオは作品にまつわる情報を何も公開していない状態だ。そしてマーケティングをしないまま、映画は7月14日に劇場公開を迎えることになる。
文藝春秋の対談動画に出演したプロデューサーの鈴木敏夫が、作品の宣伝を行わない方針について言及し、従来的なマーケティングのやり方を変えてみようと思ったのだと語っている。
「今までは、ジブリって会社を運営しなきゃいけなかったじゃないですか。そしたら、作った映画はお客さんに来てほしい。だけどまあ、いろいろやってきたけど、そろそろいいかな」と鈴木は笑いながら説明する。「決まりきったことを毎回毎回やるって、やっぱり嫌ですよね。ちょっと違うことをやろうよって」
続けて鈴木は、今回の宣伝(をしない)方針が、映画館や観客にとっても好ましい影響をもたらすのではないかと予想。「今ね、情報過多なんですよ明らかに。情報を確認するために映画を見に行ったりする。それは実はね、過剰サービスで、お客さんにとってはね、本当におもしろいところを全部、奪ってるようなものなんですよ」と持論を展開した。
一方で、ポスター1枚のみを宣伝に用いると決断したきっかけには、監督である宮崎駿の言葉があったとも明かしている。
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