1 :2023/06/06(火) 17:14:09.72 ID:RCRdUKMB9.net
キャスターの辛坊治郎が6月5日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。再生可能エネルギーの1つである太陽光発電が日本国内でなかなか普及しない理由について、「間違ったキャンペーンのせいだ」と解説した。
電力の需給バランスが崩れ、停電につながるリスクがあるとして、関西エリアで4日、太陽光と風力の再生可能エネルギー発電事業者が一時的に発電を停止する出力制御が初めて実施された。
辛坊)日本では太陽光発電が劇的に広まった時期があります。ところが、最近は原子力発電所を稼働させたいという思惑もあり、太陽光発電に関してはネガティブなキャンペーンが意識的に行われています。
その代表的なものが、太陽光パネルの設置を促進させることは「ジェノサイド(民族大量虐殺)に加担することになる」という批判です。これは、太陽光パネルの一大生産地が中国で、主たる生産地として強制労働などの人権侵害が指摘される新疆ウイグル自治区が知られているからです。
しかし、太陽光パネルは新疆ウイグル自治区でしかつくれないわけではありません。特に最新型の太陽光パネルは日本で開発されました。ところが、日本国内で需要がないため、中国で生産しようという話になっています。
これは、もったいないことです。日本が開発した最新型の太陽光パネルは軽量なので、一般住宅の屋根やビルの壁に比較的簡単に取り付けられます。しかし、日本国内では普及していません。
こうした状況は日本だけです。例えば、原発を推進している中国でさえ、総発電量の10%強は太陽光発電で、原発は数%です。中国以外の各国も総発電量に占める太陽光発電の割合は増えています。これに対し、日本は急激に後れをとっています。
私も自宅の屋根に日本製の太陽光パネルを2000年代半ばに設置し、実証実験を続けていますが、一戸建てなら自宅の屋根に設置した太陽光パネルだけで十分にその家の電力はまかなえます。
すごい発電力ですよ。ところが、ほとんどの日本人にそうした認識がないのは、日本の間違ったキャンペーンのせいだと思います。