1 :2023/05/25(木) 01:32:10.09 ID:jQ3hZGiJ9.net
和歌山県立医科大学らの研究グループは、生後12か月までの乳児の期間における親との唾液接触が、子のアレルギー疾患の発症リスクと関係があるとする研究結果を発表しました。
和歌山県立医科大学らの研究グループは、小中学生およそ3600人とその保護者を対象に、アレルギー疾患や、乳児期の生活習慣や環境などに関してアンケート形式で疫学調査を実施し、分析を行いました。
アレルゲン耐性の発達について、乳幼児期の微生物刺激が不十分だと皮膚などのバリア組織が過敏になり、アレルギー性疾患が進む可能性が指摘されていますが、研究グループが今回のアンケートを分析した結果、
生後12か月までの乳児期に親と食器などを共有し唾液の交換を行うことで、その後、小中学生時にアトピー性皮膚炎を発症するリスクが低くなる可能性が高いことがわかったということです。
研究グループは「こどものアレルギー発症リスク低減のメカニズムを解明し、安全で効果的な小児アレルギー疾患発症の予防法の開発に繫げていきたい」としています。
2023年5月24日 19:53
https://news.ntv.co.jp/category/society/4ab3daa38c9d40788292cf7ed804e855