1 :2023/04/24(月) 06:41:50.03 ID:hf6r7/qT0●.net
中国の体制に批判的な中国人・民主活動家などを探し出し、その居場所を中国当局に報告。日常的に監視・脅迫する「秘密警察」が日本にもあると指摘されています。その活動実態について、国際ジャーナリストでスパイ研究が専門の山田敏弘さんにお話を伺います。
■「秘密警察」の目的は”海外にいる反体制的な中国人”の監視・弾圧
アメリカ司法省は17日、チャイナタウンの雑居ビルに入居していた中国の「秘密警察」の関係者2人を逮捕したと明らかにしました。また、スペインのNGO「セーフガード・ディフェンダーズ」によりますと、中国の秘密警察は世界53カ国102カ所あると報告されています。
大阪や神戸にも拠点があると推察されるということですが、まずは秘密警察の目的から見ていきましょう。
中国の秘密警察の本当の目的は、海外にいる中国人を監視・弾圧することです。デモやツイッターで反体制的な言動を行い、中国国内への反体制支援を行っているような中国人が監視・弾圧の対象となります。
こうした問題人物を自発的に帰国させていて、2021年4月から2022年7月までの1年余りで帰国させられた中国人の数は世界中で23万人に上るということです。
ものすごい人数を自発的に帰国させているようですが、強制的ではなく、自発的なんですね。「反体制的」というのはどんな人たちのことでしょうか?
【国際ジャーナリスト 山田敏弘さん】
「中国政府にとって不都合な言動、中国の批判的なツイートなどをする人たちのことです。
(Q.自発的な帰国…をさせるのはなぜでしょうか?)
中国が、国外に無断で警察を置くことは主権侵害になりますし、また強制的な帰国は人権侵害にもなります。なので自発的に帰国させるよう活動しています」