最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【アニメ】プリキュアに初の男の子&成人キャラも「特別ではない」 人気アニメ20周年、生みの親が目指したものとは

スポンサーリンク

1 :2023/04/09(日) 19:28:09.07 ID:1/ZHNMfJ9.net

2023年4月9日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/240463

ごく普通の女の子が変身し、激しいアクションで悪の組織と戦う。東映アニメーション制作の女の子向けアニメ「プリキュア」シリーズが今年、放送開始20周年を迎えました。その最新作「ひろがるスカイ!プリキュア」(日曜午前8時半、ABCテレビ・テレビ朝日系列)が話題になっています。

総勢77人いるプリキュアで、初の男の子プリキュア「キュアウイング」が登場したからです。記者(37)の小学2年生の次女(7つ)はプリキュアが大好き。ウイングが登場した4月2日の放送中から「かっこいい!」と夢中になっています。

シリーズは、困難に直面しても「助けて」などと言わず、自分の足でりりしく立ち、乗り越える女の子を描き続けています。白馬の王子様は出てきません。そんな作品になぜ、男の子プリキュアが-。

「特別なことではありません。誰だって、プリキュアになる力を持っています」

「プリキュア生みの親」と呼ばれる東映アニメーションエグゼクティブプロデューサーの鷲尾天さん(57)は明快です。20年続くシリーズへの思いや誕生のきっかけ、そして自然と多様性を尊重する作品になった背景をじっくり聞きました。(デジタル編集部・渡辺陽太郎)

ーメインキャラクターとして初めて、男の子プリキュアが登場しました

20周年だから特別ということではないんです。(制作発表時から)男の子が出ると明言していますが、世間で思われているほど、自分では驚いていません。そんなに驚くことをしちゃったのかなぁ。

ーシリーズでごく少数しかいない、キャラクターカラーが「ピンク」以外の主人公にも驚きました。男の子が好きなイメージのある「青」ですので、なおさらです

それで、みんな「青」って言っているんですね。

ーこれから登場する初の「成人(18歳)プリキュア」(キュアバタフライ)も話題です

今作の監督は「大空っていいよね」「抜けるような空っていいよね」というイメージを持っています(今作は「果てしなく広がる空」がモチーフ、テーマは「ヒーロー」)。コンセプトに合わせキャラクターカラーやデザインは変わっていきます。

プリキュアチームの構成を考えるとき、今作は異世界から来ている子が主人公だし、それならば仲間たちのバリエーションもいろいろあっていいのではないかと考えました。

「ぼちぼち男の子が入ってもいいんじゃない」とも思ったんです。

◆「男の子も女の子も一緒でいいじゃないか」

ーシリーズは「女性の活躍」を意識していると感じていたので、男の子の登場に驚きました

特定の思想なんてないです。ただ、自分の中に「(男の子も女の子も)一緒でいいじゃないか」という思いはありました。

両親や父方、母方の祖父母も全員、働いていました。女性が外で働くことに違和感はなかった。「一緒でいい」と感じていた理由は、今思えば、こういうことが影響しているのではないかと思います。

秋田朝日放送に勤めていた時も、アナウンサーと記者の半分くらいは女性でした。地方局は何でもやります。情報系のネタをいっぱい集めなくてはならない。そんなときは、男性が気付かないネタを女性が集めてくれました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)