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ぼったくりバーに客を案内するサクラの女性、報酬は売り上げの3割。多い月は60万円にも

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1 :2023/04/07(金) 23:15:32.91 ID:WdhX4Y8A0.net

歌舞伎町のバーで男性客から不当に高額な料金を取り立てたとして、警視庁保安課は6日、東京都ぼったくり防止条例違反の疑いで、木下幸也容疑者(28)=新宿区西新宿=らバー従業員の男女16人を逮捕したと発表した。

逮捕容疑では、昨年2月~今年2月、グループが営む新宿区歌舞伎町のバーで、20~30代の男性客5人に「飲み放題5000円」と伝えていたにもかかわらず、10万~733万円の支払いを求めて最大22万円を受け取ったとされる。

保安課によると、グループの女性従業員が、マッチングアプリで知り合った男性をバーに誘い込み、飲み放題に含まれない高額な酒を注文していた。
新宿署管内のぼったくり被害は昨年から急増。今年は1~2月だけで約110件の相談があり、被害額は約5900万円に上る。

歌舞伎町のぼったくりバーでかつて、男性客をバーに誘い込む仕事をしていたというミユさん(22)=仮名=が本紙に内情を語った。

「1日6万円ぐらい稼げるし、バーのサクラやってみない?」。ミユさんは高校2年だった2017年、知人の女友達に誘われ、「男性をバーに連れてきて酒を飲ませるだけ」という仕事を始めた。

手口は、まずグループの男たちが出会い系サイトに女性を装って「誰か飲みません?」などと書き込み、メッセージを送ってきた男性と会う約束を取り付ける。

ミユさんの出番は歌舞伎町周辺の待ち合わせ場所から。
「いい店を知ってるんだ」と誘い込むことができれば「後は簡単」と言う。

店の周辺には監視役として3、4人の男が配置され、ミユさんと男性が飲み始めて程なくすると、仲間の従業員がゲームを勧める。
ミユさんが「負けた方が飲もう」と提案し、ひたすら1杯2000円のショットガンを飲み続ける。
男性はやがて従業員が促すままにピッチャーまで頼み…。

ミユさんは「会計時に8割の男性が店ともめた」と振り返るが、従業員に「料金は明示してあるので警察に行っても無駄」と言われると最終的に諦めたという。

報酬は売り上げの3割。ミユさんは16万円を支払わせたこともあり、多い月は60万円を手にした。
ミユさんが店に案内した男性は2年間で300人。消費者金融に手を出さざるを得なくなった人もいたという。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/242573?rct=t_news