1 :2023/02/16(木) 22:17:24.17 ID:awqKAwBc9.net
<被差別体験が政治家を志す原点だとしても、日米同盟強化を打ち出すのならその屈折を引きずるべきではない>
岸田首相は、自身の「(同性婚を認めると)社会が変わってしまう」という発言や、荒井勝喜元首相秘書官をLGBTQへの差別発言で更迭したことに関連して、2月8日の衆議院予算委員会で、「私自身、ニューヨークでの小学校時代に(日本人という)マイノリティーとして過ごした経験がある」と述べました。
この発言について、岸田氏は「まだ、こだわっているのか」という印象があります。というのは、このニューヨークでの小学校時代の経験について、かつて岸田氏は「政治家を志した原点」だと述べていたからです。
岸田氏は、2020年9月に出版した著書『岸田ビジョン』の中で、「アメリカでの差別体験」を語っています。通産官僚(後に政治家)だった父親の駐在に帯同した岸田少年は、小学1~3年までの間、ニューヨーク市クイーンズ区のパブリックスクールに通学していました。そこで、岸田氏は差別を経験したと話しています。
具体的には、クラスで動物園に行った時の話が紹介されています。教師から「隣の子と手をつなぐ」ようにと指示があり、岸田少年は隣にいた白人の女の子と手をつなごうとしたそうです。しかし、彼女は眉をひそめ、一向に手を繋いでくれなかったというのです。その時の彼女の表情を岸田氏は今でも鮮明に覚えており、この出来事が「政治家を志した原点」だというのです。
(略)