1 :2023/02/14(火) 10:42:03.13 ID:2PXQB1Ja9.net
セクシュアルマイノリティー(性的少数者)のカップルで、沖縄市に住む安里ミムさん(29)とみーちゃん(33)の結婚披露宴が5日、同市内の式場であった。(デジタル編集部・新垣綾子)
一般的な披露宴とはひと味違い、ともにウエディングドレス姿。友人や家族ら約210人の祝福を受けた2人は「性別に関係なく、ウエディングドレスを着ても、タキシードを着てもいい。こんな形の披露宴もあるんだと選択肢が増えていけばうれしい」と笑顔を見せた。
男女どちらも恋愛対象となる「バイセクシュアル」の女性、安里さんと、体は男性だが心は男女のいずれにも当てはまらない「Xジェンダー」のみーちゃん。タレント業や動画配信、教育現場での講演で、LGBTなど性的少数者への理解を広める活動を続けている。
2020年1月に出会って意気投合し、21年6月に結婚。みーちゃんは「かわいい物」に心ひかれ、ワンピースも好き。結婚式を開くなら、自分らしくウエディングドレスを着たいと願ってきた。
披露宴は、色打ち掛けの和装に身を包んだ2人の登場で幕開けし、盛りだくさんの余興でにぎやかに進行した。お色直しの後、白いドレス姿の2人が舞台に登場すると、ひときわ大きな拍手が湧いた。宴の後、みーちゃんは「こんなに多くの人に応援してもらっていると実感でき、うれしかった」。安里さんは「どんな人も自分らしく生きる社会への一歩になればいい」と望んだ。
招待客の中にはLGBTの当事者の姿も。交流サイト(SNS)を通じて2人と知り合った滋賀県の「こゆきんこ先生」は、男性の体で生まれたが、女性として生活するトランスジェンダーだ。
今月初めに飛び出した首相秘書官の性的少数者への差別発言に「日本は残念ながら多様性社会からかけ離れている。政府が変わらないなら、地方から変えていくことが大事」と強調。「ミムさんとみーちゃんが地域に認められ、憧れの存在となっていることに希望を持てた」と語った。
沖縄タイムス
https://news.yahoo.co.jp/articles/c08ff2ec2156dd14657e6f75fcf07ebb9a5641c4