1 :2023/02/05(日) 16:30:19.84 ID:+RQZNdPP9.net
理由は数多ある。まず、モチーフは桃太郎なのに、戦隊チームの名は「暴太郎(あばたろう)」。ちょんまげを結った主人公・ドンモモタロウを中心に、イヌ、サル、キジがいるのはいいとして、チーム内になぜか「オニ」もいて、それが紅一点だ。ちなみに、戦隊チームのピンク戦士は男性で「既婚者」だし、ブラックは指名手配の逃亡者。
桃太郎モチーフなのに、戦隊チームは一向に鬼ヶ島を目指す様子がないし、スーパー戦隊の必須要素である戦闘シーンが非常に短く、“花形”といわれる巨大ロボ戦すらオマケ程度。毎回「〇〇戦隊、〇〇ジャー!」と全員が叫ぶ、お約束の《名乗り》もない。そもそも、戦闘時に戦隊全員が揃わない……。
このように、放送を重ねるにつれ混迷が極まっており、「ドンブラザーズ」で検索すると、「カオス」「わけわからん」「狂気」「不穏」「サイコパス」などの関連ワードが浮かぶ状態なのだ。
情報量が多すぎる「あらすじ」
まず、ドンブラザーズを観たことがない、観ているが話が複雑で覚えられていない、という読者のために作品内容を振り返ってみよう。ドンブラのコアファンのみなさんは飛ばしていただいて構わない。
【『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』あらすじ】
桃太郎が、サル・イヌ・キジをお供に鬼退治したように、ドンモモタロウ(レッド)が、サルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)、さらにオニシスター(イエロー)と共に悪に立ち向かう。〈中略〉人間の欲望から生まれるモンスター“ヒトツ鬼(き)”と、ヒトツ鬼を人間ごと消去しようとする謎の組織“脳人(ノート)”と戦い、人々を守る!……しかし、それはもう少し先のおはなし。
(公式サイトより)
【暴太郎戦隊ドンブラザーズ メンバー】
桃井タロウ(ドンモモタロウ)
21歳。脳人(ノート)が住む異世界「イデオン」をかつて統治したドン王家の末裔で、赤ん坊の頃に桃型の特殊カプセルに乗り、人間界にやってきた。カプセルを拾った男・桃井陣(和田聰宏)のもとで育ったが、わけあって家出。今はひとり暮らしで、シロクマ宅配便でバイト中。嘘がつけず、嘘をつくと死ぬ。
猿原真一(サルブラザー)
21歳。几帳面で博学な風流人。近隣の人々からは「教授」と呼ばれ、相談相手に。広い一軒家で俳句を詠むなど、自由気ままに暮らしている。
鬼頭はるか(オニシスター)
17歳→18歳。女子高生。漫画賞を受賞し、栄光をつかみかけるが、戦士になったことでご破算に。
犬塚翼(イヌブラザー)
24歳→25歳。無実の罪を着せられ指名手配された、真犯人を探す逃亡者。皮肉屋で他人を信用せず、利己的。「秘密」(内容は不明)を守り1年間逃げ通せば、かつて同じ劇団所属の恋人同士だった「夏美」を返してもらえる約束だった。
雉野つよし(キジブラザー)
33歳。コンサル会社に勤めるサラリーマンで妻帯者。妻は「みほちゃん」。平凡で幸せな新婚生活を送っていたが、サングラスを装着したことでキジブラザーになり、不幸続きに。自分の夢を持てず、妻の夢に懸けている。
桃谷ジロウ(ドンドラゴクウ・ドンラボルト)
21歳。第14話から登場。21年前、桃型カプセルで流れ着き、施設で育てられた。実は終盤のキーマン?
なぜこんなカオスな作品に? 作品をめぐるさまざまな謎に迫るべく、プロデューサーの白倉氏に緊急インタビューを行った。(全3回の1回目/ 続き を読む)
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https://news.yahoo.co.jp/articles/3f47374ae91860e95f503c057360de2be5ad2f46