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「闇バイト強盗団」全国で暗躍 東京・中野のメンバー、広島の強盗殺人未遂事件や山口の強盗事件も関与疑い「背後に暴力団か」

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1 :2023/01/23(月) 17:35:30.44 ID:MQMuaNqG9.net

関東地方で「闇バイト」の男らによる強盗事件が相次いでいるが、犯行グループの一部が昨年以来、山口県や広島県など西日本で発生した強盗事件にも関与している疑いがあることが分かった。警察当局は、広域強盗グループが実行役を入れ替えながら各地で事件を繰り返したとみて調べている。

昨年12月、東京都中野区の不動産業の男性(49)が自宅で現金約3000万円を奪われた事件で、警視庁は強盗傷害容疑で金沢市の永田陸人容疑者(21)を逮捕した。ほかに埼玉県草加市の無職、和野正弘被告(34)が起訴されている。警視庁は計7人が関わったとみて残り5人の行方を追っている。

捜査関係者によると、中野区の事件の一部メンバーの特徴や手口が、昨年10月に東京都稲城市で発生した強盗傷害事件や11月に山口県岩国市で起きた強盗事件、12月に広島市の店舗兼住宅で発生した強盗殺人未遂事件と類似しているという。

東京都狛江市の住宅で大塩衣与(きぬよ)さん(90)が殺害された強盗殺人事件の端緒は、千葉県大網白里市の強盗致傷事件で逮捕された陸上自衛官の20代男のスマートフォンに、通信アプリ「テレグラム」で大塩さん宅に強盗に入るという趣旨のメッセージが残っていたことだった。

中野区の事件で永田容疑者が持っていたスマートフォンにも、狛江市の住宅での強盗に関するメッセージが残っていた。

中野区や大網白里市、狛江市の事件では現場周辺でレンタカーを使って下見するなど計画的な襲撃だったとみられる。

中野区の事件で起訴された和野被告は「この強盗をするために集まった。元から面識があるわけではない」と供述。東京都渋谷区の貴金属店での窃盗容疑で逮捕された男(19)は「闇サイトに応募した。(指示役に言われて)実行した」と供述している。

元千葉県警刑事課長で犯罪評論家の田野重徳氏は「指示役の大本は一つで、関東・関西圏のエリアマネジャー、その下に地域責任者がいるとみられる。実行犯も見張り役や受け子、運転手役などまるで警察組織のような体系だと考えられ、すでに判明した地域以外にもどこに潜んでいてもおかしくない」と指摘する。

指示役について、田野氏は「シノギがなくなってきている暴力団が背後にいるのではないか。警察も威信にかけ、大本を突き止めに向かうだろう」との見方を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a78ce822a8f46a821f1a1ff5450d187c2c8b10fa