1 :2022/11/26(土) 14:00:59.23 ID:n5UObpUe9.net
地域で唯一のスーパーが突然、消えた――。大阪府内で地域密着型のスーパーが10月に突如閉店して、周辺に住む高齢者が「買い物難民」となり、行政などが問題解消に乗り出す事態になっている。専門家は「大阪だけではない、深刻な問題の始まり」だという。
「この辺りの高齢者はみんな困っている。この間まで、お店は高齢者がいっぱいで繁盛してたのに」。シャッターが下りたままのスーパー「ツジトミ」の前で、交野市の70代女性は戸惑っていた。
ツジトミまでは自宅から徒歩数分で、別のスーパーに行くには自転車で10分ほど。ただ腰痛がひどく、腰にはコルセットをしている。
「買い物袋が重くて、帰りがしんどい。だから娘に週2、3回、車で送り迎えしてもらってるんよ」
近隣住民らによると、周辺地域には30~40年ほど前に引っ越してきた人が多く、現在は70、80代の高齢者が比較的多いという。
ツジトミは京都府八幡市に本社があり、登記簿によると会社設立は1982年。大阪府の交野市と茨木市、京都府内で計4店舗を展開していた。
だが10月1日、全店舗を突如閉店した。店前のシャッターには、多額の債務で事業継続ができず、破産手続き開始の申し立てを行うと説明する紙が貼られた。
代理人弁護士は「前日夜に廃業が決まった。社長は『地域のライフラインの一つだったので、地域の方に迷惑をかけてしまった』と話している」と明かす。
この事態に反応したのが山本景・交野市長だった。
閉店の数日後、全国で移動ス…(以下有料版で、残り1494文字)
朝日新聞 2022/11/26 9:00有料記事
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQCN5T16QCBOXIE012.html?ref=tw_asahi1