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【東京】マッチングアプリで歌舞伎町のぼったくりバーに案内され 12万円被害の大学生ガックリ「もうこりごり」

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1 :2022/11/19(土) 19:03:00.51 ID:iDkVKD7a9.net

※2022年11月19日 06時00分
東京新聞

 マッチングアプリで偶然出会ったはずの女性は、実は「ぼったくりバー」のホステスだった—。警視庁が10月に摘発した東京・歌舞伎町のバーで、10万円余りを支払わされた大学生の男性(22)=東京都板橋区=が当時の状況を証言。「ひどい目に遭った。マッチングアプリはもうこりごり」と肩を落とした。

◆「既に10万円を超えていますが、大丈夫ですか」
 「交際相手や友だちができれば」と軽い気持ちでアプリを使い始めた男性が、「アパレルで働く20歳の女性」と出会ったのは5月のことだ。アプリやLINEでやりとりを重ね、二人ともお酒が好きだったことから「飲みに行こう」と盛り上がった。
 1週間後の夜に会うことになった。JR新宿駅東口の待ち合わせ場所に派手な化粧の女性が現れた。「彼氏にフラれてやけ酒したくなっちゃった。友だちにおしゃれな店を教えてもらったから行こう」と誘われ、歌舞伎町の雑居ビルに移動した。
 店内は薄暗く、大音量のBGMが流れていた。男性店員が「飲み放題5000円です」と案内し、早口で「別料金のメニューもあります」と付け加えた。
 3杯目のビールを飲み終えたとき、女性はおもむろに「ゲームをしよう。負けた方が一気ね」と切り出した。店にあったトランプで遊び、勝敗が付くたびに「別料金」のカクテルを頼み続けた。
 1時間余りたったとき、店員が「既に10万円を超えていますが、大丈夫ですか」と近寄ってきた。男性が「そんなに払えない」と抗議すると、店の奥からこわもての男性が登場。近くのATMに連れて行かれ、無理やり12万円を支払わされた。
 男性は「自然な流れで行った店で、まさかぼったくられるとは…。高い勉強代でした」とうなだれた。
 新宿署によると、この店を巡っては昨年以降、男性を含む約30人から「アプリで知り合った女性に連れて行かれ、ぼったくられた」との相談が寄せられた。
 署は今年10月、風俗営業の許可を得ずホステスに接客させたとして、風営法違反容疑でこの店を摘発。経営者の男性(26)は同法違反罪で略式起訴された。
 署によると、不当に高額な飲食代を請求する「ぼったくり店」は、従来は路上で客引きが呼び込むケースが主流だった。だが、近年はマッチングアプリに端を発する例も多く、「相手に飲食店を指定された場合、事前にサービスやシステムをしっかり確認してほしい」と呼びかけている。

◆「出会い系」で被害相談が年1万件前後

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/214759