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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体が国政選挙で自民党国会議員に事実上の「政策協定」となる推薦確認書に署名を求めていた問題で、自民党の世耕弘成参院幹事長は26日、「憲法改正しましょう、家族を大切にしましょうと当たり前のことが書いてある。党の政策と反していなければ、選挙で猫の手も借りたいような議員はサインするレベルだ」との認識を示した。BS番組の収録で語った。
世耕氏は「党の政策に反しない範囲ならサインをするというだけ。全く考えてもいない政策などにサインさせられて政策が曲げられたということにはならない」とも述べた。
一部の自民議員が署名したことが明らかになっているが、世耕氏は教団との関係を「きちっとお付き合いをして正式に党として応援を受けているとか、党として教団の要望を聞いて政策に反映させていることは全くない」として、推薦確認書は、政策実現を約束して選挙支援を取り付ける「政策協定」にはあたらないと主張した。
世耕氏は今月6日の参院本会議の代表質問で「多額の献金等を強いてきたこの団体の教義に、賛同するわが党議員は一人もいません」と主張していた。(磯部佳孝)
朝日新聞 2022/10/26 20:00
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQBV6J6VQBVUTFK011.html