1 :2022/10/18(火) 06:31:31.08 ID:E3iH6DQI9.net
2022.10.17
1973年に発売された徳島製粉の「金ちゃんヌードル」。素朴ながらもクセになる、おなかに至上の喜びをくれるカップヌードルです。そんな金ちゃんヌードルが愛されている土地は、なぜか飛び地になっています。徳島製粉にその理由を聞くと、面白い話がたくさん聞けました。麺がしっかりしているのは、農作業の合間に食べやすいから?
1973年に発売された徳島製粉の「金ちゃんヌードル」……不思議なラーメンである。
お店のラーメンを再現するような最近の商品とは一線を画し、実に「カップめん」然とした味わい。
麺の量は72gとたっぷり。素朴だがクセになる、スッカラカンのおなかに至上の喜びをくれる一杯だ。
最近では関東でも少しずつ置かれるようになり、筆者も見つけたら買って、貪るようにすすっている。
しかも、愛されている地域はもっぱら西日本の飛び地だ。地元の四国をはじめ、沖縄、静岡、富山、広島……中でも沖縄、静岡などでは「国民食」と呼ばれるほどに愛されているとも。
金ちゃんヌードルがよく食べられている所を表した地図
沖縄県宜野湾市で。箱買いもできるなど、沖縄各店ではものすごい勢いで置かれている
いったいなぜ、金ちゃんヌードルの愛される地域はこれほど散らばっているのか? もうすぐ発売から50年、その勢力図を少しずつ広げる徳島製粉に話を伺った。
答えてくれるのは、徳島製粉の執行役員営業部長である、椎野利夫さん。同社の重鎮の知見を拝借しよう。