1 :2022/10/13(木) 08:02:57.47 ID:gW6sUb4E9.net
お風呂に入ったりやシャワーを浴びているとき、ふと冴えたアイデアがひらめいた経験はないだろうか?この現象を「シャワー効果」と言うのだそうだ。
だが、それはお風呂場に限った話ではないという。何の関係もない心をさまよわせる作業と創造的な思考は密接に関係しているそうだ。
これを心理学用語で「マインド・ウォンダリング(Mind Wandering:心の迷走)」という。
一見無関係な作業が創造力を引き出す
マインドウォンダリングで創造力を引き出すためには、「退屈なことをしてはダメ」だ。それなりに「楽しいことをしなければいけない」という。
バージニア大学哲学科のザック・アービング助教によると、例えば、あなたは何か問題に行き詰まったとする。そんなときに「絵の具が乾くのを眺めるような退屈なこと」をしてはいけない。
散歩したり、ガーデニングに励んだり、シャワーを浴びたりと、それなりに「魅力あることをする」と、パッといいアイデアがひらめくことがあるという。
マインドウォンダリングと創造力の関連性を研究
10年ほど前、心理学者のベンジャミン・ベアードがとある研究を発表した。
この研究では、レンガのような身の回りのもので、独創的な新しい使い方を考案するよう被験者に挑戦させた。
ただし、そこにひと工夫があった。被験者はアイデアを考える前に、キツい作業かラクな作業のどちらかに取り組む必要があったのだ。
事前の作業内容に違いがあると、ひらめくアイデアには違いが出るのだろうか?
この実験の結果、ベアードは「単純な外的タスクを通じて心をさまよわせると、創造的な問題解決がひらめきやすくなる」と結論づけた。
つまりマインドウォンダリングと創造力の関連性が導き出されたのだ。
この研究は、研究者だけでなく、メディアからも注目された。しかし困ったことがあった。後から実験を再現しようとしてもできなかったのだ。
マインドウォンダリングと気が散っている状態は別
https://karapaia.com/archives/52316740.html