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言えなかった「体育が嫌い」 苦痛だった持久走、忘れられない怒声

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1 :2022/10/10(月) 12:32:42.61 ID:lkuL6TAn9.net

忠鉢信一2022年10月9日 8時00分

 大阪府吹田市の大学生、江口康太さん(21)は就職活動中、複数が協力する「グループワーク」で、「もやっとした気持ち」を抱いた。

 求められたのは「チームワーク」。嫌な役回りにも積極的に取り組めば評価が上がる。

 思い出したのは、小学校の体育の体験だ。

 江口さんが通ったのは、愛知県長久手市の公立小学校だ。

 6年生の時の運動会で、組み体操を指導する教師は、なぜか毎年、男子の「ピラミッド」を前年より一段高くすることにこだわった。

 運動会の前だけ時間割が変わり、全クラスの体育の時間がそろえられた。先生たちが躍起になっているのを感じた。

 江口さんは一番下の段。運動場の砂の上についた手足が、上からの圧力ですごく痛かった。

 上の段から落ち、けがをする子もいた。

 「男子だから、先輩たちも続けてきたから、やらなきゃいけない。やる気だ。根気だ。耐えろ。もっとつらい人がいる。チームワークだ」

 先生たちはそう言った。

体育が嫌いになってしまうのはなぜ? 記事の後半で掘り下げます。
https://www.asahi.com/articles/ASQB75VQ1QB5ULEI002.html