1 :2022/08/21(日) 11:29:25.34 ID:WOrFxPRv0●.net
なぜ手を挙げて大声で助けを呼ぶのはNGなのか、子どもを水難事故から守るために親が知っておくべきこと
夏になると増える水難事故。日本では毎年200名ほどの子どもが溺れて命をなくしている。
水泳教育者の菅原優氏は、「泳ぎが上手くても海や川で溺れる可能性は大いにある」と言う。
水難事故を防ぐために必要な知識について聞いた。
※本稿は菅原氏の著書『子どもに必要な能力はすべて水泳で身につく』より一部抜粋・編集してお届けします。
夏になると増える水難事故。日本では毎年200名ほどの子どもが溺れて命をなくしている。
水泳教育者の菅原優氏は、「泳ぎが上手くても海や川で溺れる可能性は大いにある」と言う。
水難事故を防ぐために必要な知識について聞いた。
※本稿は菅原氏の著書『子どもに必要な能力はすべて水泳で身につく』より一部抜粋・編集してお届けします。
■海よりも河川での死亡事故の方が多い
<省略>
■なぜ手を挙げて大声で助けを呼ぶのはNGなのか?
人の体は、真水に対し2%の部分しか水面に出ないとされています。
空気を肺に入れた状態であったとしてもです。
水泳が得意な人であれば、水面に出る2%の部分を口や鼻にして、呼吸することは可能です。
ただ、水泳が不得意な人は、溺れた状態で体を自由にコントロールすることは難しいでしょう。
助かろうと、もがけばもがくほど下半身が沈み直立状態になります。
水面に出る2%の部分は、頭部になってしまいます。
溺れたときに、手を挙げて大声で助けを呼ぶべきではない理由は2つあります。
1つ目は、手を挙げることで、水面に出る2%の部分が手のみになるからです。
この状態では、足で沈まないようキックをしていない限りは、口や鼻は水中に沈みます。
2つ目は、大声で助けを呼ぶことで、肺にある空気がなくなるからです。
肺の空気がなくなると、肺が浮き袋の役割をはたさず、体が水中に沈んでいきます。
また大声で叫ぶと、水を飲みやすくなります。
■海と河川で溺れたときの基礎知識
<省略>
<参考動画>
水泳授業中のプール水難事故
https://uploader.cc/s/pu14916is466q5fsfcsxxrpku1hckagbledhwgfzvtg3pbbfxlzyqx5diwde6lvj.mp4
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e5afd43d68a468b4e63d7625a5f715bc339e3f1