1 :2022/08/08(月) 12:05:55.88 ID:nOClFAkL9.net
――元自衛隊員の立場から、安倍さん銃撃事件についてどうお考えですか?
井筒高雄(以下、井筒) 暴力による言論封殺は、民主国家においてあってはならないことです。安倍さんを批判したいなら、武器ではなく言論によってすべきで、元自衛官(山上容疑者は元海上自衛官)が犯人ということも悲しく思います。
――致命傷になる銃弾が見つかっていない理由はわかりますか?
井筒 警察の現場検証の不備が原因だと思います。医療処置中に弾丸が体外に排出され紛失した、医療ごみとして捨てたのではないか、という報道もあるようです。 手術中のビデオがあるなら、それを分析すべきでしょう。
――実は2発目は上空からプロのスナイパーが撃ったのではないかという説について、ご意見は?
井筒 安倍さんが振り向いた時に2発目があたったのは事実だと思いますが、銃口の角度が少しでもずれたら失敗するので、スナイパー説は根強いですね。 しかし、手作り銃を水平に撃つか斜めに撃つかでも弾道は全く異なり、今回はあまり報道されていないので何ともいえません。 「銃声や爆発音がしたら、伏せる」ことは自衛隊の鉄則ですが、今回は1発目の後、SPや警察官の誰一人として安倍さんに伏せるよう指示もなければ、カバーもしませんでした。仮にスナイパーに上から狙われていたとしたら、日本の警察はますます手に負えないでしょうね。
――政権与党が韓国のカルトである旧統一教会と繋がっていることに対して、どうお考えですか?
井筒 「いずれ私の言葉が法律になる」という文鮮明の言葉通りに、自民党と癒着して、自民党の改正憲法草案にも影響を与えてしまったことは、民主主義において由々しき問題です。 それぞれの議員に説明を任せるだけではなく、国会としてどう対応するか明確にすべきです。「政治活動はカルト集団と決別します」と宣言するべきでしょう。
――このようにカルト教団と政権与党の癒着が露呈したことで、自衛隊にはどんな影響がありますか?
井筒 自衛隊員にも「信教の自由」はありますが、カルトに入らないようにという指導や身辺調査は入るかと思います。
――安倍元首相の国葬について、どうお考えですか?
井筒 安倍さんが亡くなってから岸田首相が早々に国葬を表明したことには、政治的な思惑があると思います。自民党の保守層に人気がない岸田さんが、今回の国葬で安倍派をまとめて人気を集めようとしているのではないでしょうか。私自身は反対ですが、賛成でも反対でも、法治国家であれば与野党で議論をして国葬する明確な基準を決めるべきです。すでに家族葬は済んでいる訳で、緊急性がない事案なので、国葬をやるにしても国会で細かく予算を決めてから執行するという手順を踏むべきです。
――統一教会問題と自民党の癒着について、メディアが報道しないように言論封殺の動きはありますか?
井筒 山上容疑者は7月25日から精神鑑定中とのことですが、その間は起訴できず裁判もできません。「うつ病、あるいは不安障害傾向など」と診断して精神薬で薬漬けにして、まともなに会話が出来ないような状態にされる可能性があります。11月29日までの約4カ月の精神鑑定が終わった時、山上容疑者がどんな状態で現れるかが問題ですね。
また、当初は旧統一教会が「特定の宗教団体」と報道されましたが、片山さつき参議院議員が自身のツイッターに「警察庁長官に『奈良県警の情報の出し方を警察庁でチェックを』と慎重に要請しました。これ以上の詳細は申せない点ご理解を」などと書き込んでいて、奈良県警に対して圧力をかけたのではないかと言われています。自民党は旧統一教会との癒着が明白になることを恐れ、警察に圧力をかけるとともに、同情論も出てきた山上容疑者の供述内容がこれ以上報道されないための対策を講じたのでしょう。
――ありがとうございました。この期に及んでまだそのようなことをしているとは。今こそカルトに侵食された日本政治の闇を一掃すべき時ですね。
https://tocana.jp/2022/08/post_239265_entry_2.html
井筒高雄氏