1 :2022/08/07(日) 14:03:51.10 ID:h+R2vYtL0.net
安倍晋三元首相(67)が銃撃され死亡した事件で、奈良市消防局は、現場に出動した救急隊員や消防隊員ら24人のうち、4分の1に当たる6人が心的外傷後ストレス障害(PTSD)とみられる症状を訴え、産業医の面談を受けたと明らかにした。銃撃された元首相の救命という特殊な任務を担った隊員らについて、市消防局は「精神的なショックが大きかったのだろう」と指摘。今後必要に応じてカウンセリングを行う。
PTSDは生死に関わるような出来事を体験して強い衝撃を受けた後、その記憶を思い出したり、不安や不眠、動悸(どうき)などが出たりする症状。事件当時、隊員らは現場で安倍氏の救命活動のほか、スムーズに救急車に収容するため周囲の交通整理などにあたった。
市消防局は個人情報として、6人の所属や当時の任務について明らかにしていない。症状については「比較的安定しており、現時点では通常通り業務に従事している」としている。
ただ、産業医面談を実施するような事案は年間1件程度にとどまるといい、同一の出動事案で6人が面談を受けるのは極めて異例という。担当者は「多くの聴衆がいる中で、銃撃された元首相への救命活動という特殊性もあり、普段から救急対応を数多くこなす隊員でも心理的な負担が大きかったのでは」と推測する。
出動隊員4分の1がPTSDか 元首相の救命「精神的負担」 奈良市消防局
2022/8/6 12:38
https://www.sankei.com/article/20220806-4YDNEVY6ZFNYVNTJQUGLQQNFA4/