1 :2022/07/28(木) 11:21:42 ID:ZBf/IeO39.net
世界同時不況の足音が近づいてきた。インフレ退治のため景気を冷やす金融引き締めを断行する米国と、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)で大きく傷ついた中国。2大経済大国の失速で世界経済は牽引(けんいん)役が不在となり、来年にかけ相次いで景気後退に陥るとの見方が出ている。日本にとって物価高を助長する急激な円安の沈静化は朗報だが、海外発の逆風が容赦なく襲いかかる。
「不況に陥ることのない適切な金融引き締めを目指しているが、われわれの制御できない事象でその道が狭まっているのは確かだ」
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は27日の記者会見でこう述べ、米経済の先行きに強い警戒感を示した。ロシアのウクライナ侵攻に伴う記録的な物価高騰で国民の不満が強まっており、景気悪化のリスクを覚悟で急激な利上げを進めざるを得ない。
産経新聞 2022/7/28 11:00
https://www.sankei.com/article/20220728-EEHCGOE3PJJQNDBVU5J4FHKDH4/