1 :2022/07/26(火) 11:52:28 ID:3JxI17m99.net
結婚生活において重要なのは「愛なのか? 金なのか?」という質問に、あなたならどう回答するでしょうか?
当然、ご自身が未婚なのか既婚なのか、さらには性別や世代によっても回答は変わるかと思います。
実際、私のラボで調査した結果は以下の通りとなります。
まず、既婚男女で見ると、20~30代までは男女とも愛が金を上回りますが、40代以降は逆転して、「愛より金が重要」になります。
特に、40代既婚女性の「金が重要」割合は高く、4割近くになります。(男性は3割)。
「愛が重要」とする派は男女とも2割なので、特に40歳以上の既婚女性だけ「金が重要」派が多いことになります。
一方で、未婚男女の結果をみると、未婚男性は既婚男性とほぼ一緒ですが、未婚女性だけは年齢問わず20~50代まで一貫して「金が重要」派が圧倒的多数を占めます。
こうした未婚女性の意識が、婚活の現場では「年収いくら以上」という足切り条件として表出するのでしょう。
しかし、その意識が強ければ強いほど50代まで未婚という状況になっているのも残念ながら事実です。
(中略)
■「夫婦二馬力なら問題ない」と考えるかもしれないが…
恋人のいる未婚男女の年収分布を見れば、「たとえ個人の年収が300万円でも同じ年収同士が夫婦になれば、2人合わせて世帯年収が600万円になる。
それでなくても現代は夫婦共働きが1177万世帯に対し、専業主婦世帯は458万世帯と圧倒的に多いのだから問題はないだろう」という人がいるかもしれません。
しかし、結婚生活後も未婚時代の年収をそのまま継続する夫婦ばかりかというとそうはなりません。
実際、共働き世帯が増えているといっても、増えているのはパートタイム共働き夫婦世帯であり、実はフルタイム共働き世帯の数は1985年から35年以上もほぼ変わっていません。
つまり、共働き夫婦が激増したといってもそれはほぼパート共働きの増加によるものです。
■結婚した女性は年収300万円台から「100万円未満」に
結婚後妊娠、出産して子どもが幼いうちはどうしても妻が家に入ることが多くなることは紛れもない事実です。
同じ内閣府の調査で、3年以内に結婚した子無し夫婦の自分と配偶者の年収分布をみると、
男性はボリュームゾーンが300万~400万円から400万~500万円へと移行し、女性は300万~400万円から100万円未満へと移行しています。
結婚に伴い、退職や離職によって妻のほうが専業主婦やパートへと変化したと解釈できます。
結婚する前の恋愛はほぼ経済同類縁で、ほぼ同じ年収同士の若者が結婚したとしても、
結婚さらにはその後の妊娠出産子育てに移行するにあたって、どうしても夫の一馬力にならざるを得ない、そんな夫婦の実情が見えてきます。
一馬力でも夫が600万円以上稼いでいるのであればなんとかなるのかもしれませんが、夫婦とも300万円同士で結婚した夫婦の場合は世帯収入は半減の300万円となってしまいます。
(全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c788946ff85e5aeaa97c697262826503b30ea72d