1 :2022/05/05(木) 10:16:37 ID:j09MOywM9.net
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/35782
小学生の娘が環境体験学習をする地域のサークルに入り、「街のゴミ拾い活動」を始めたことがきっかけで、我が家のルーティンに「ゴミ拾い」が加わった。リモートワークが増えて運動不足気味の夫もちょっとした運動になるし、大谷翔平選手じゃないけれど、ゴミ拾いをしたら運も向いてきそう、などというちょっとした“下心”もあって、週に1~2回、早起きをして娘の通学路のゴミを拾って歩いている。
家から学校まで約500メートル。往復たったの1キロにもかかわらず、その間に実にたくさんの種類のゴミに出会う。ペットボトル、空き缶、レシート、コンビニのおにぎりやサンドイッチの空き袋、何の部品かわからないネジ・・・などなどなど。しかし、その中でも目立って多いのが「タバコの吸い殻」である。歩道にも車道にもびっくりするほどの吸い殻。
(略)
■排水溝は吸い殻入れではない
そして、これまたよく見かけるのが道路脇の排水溝に捨てられている吸い殻だ。
排水溝を吸い殻入れと勘違いしている人も多いようだが・・・
中には、いったいどれだけの人が捨てたのだろうかと目を疑うほど吸い殻だらけの排水溝もあった。
覗いてみて唖然!
排水溝をゴミ箱代わりに使用している人がいるようだが、排水溝に捨てられたゴミはどこへ行くのか考えたことはあるだろうか。排水溝の水は下水道を通って下水処理場に向かうが、大雨が降ると川に流れこみ、海まで行ってしまう。そして海に流れこんだプラスチックごみは海の生き物たちに悪影響を及ぼすのだ。
また、道端に捨てた吸い殻も風に流されて排水溝に入ったり、そのまま川や海まで飛んで行くわけだから、これまた海を汚す原因となる。
ポイ捨てを禁止し過料を科している自治体もある
そして、「フィルターは分解されないかもしれないけど、紙と葉っぱはすぐ分解されるから捨ててもいいだろう」という考えもまた、間違っている。タバコの葉にはニコチンを始めとする有害な物質が含まれているため、海の生物を苦しめることになる。
もし、今、“自分一人が1本の吸い殻を捨てても大した問題ではない”、という気持ちの人がいたら、その吸い殻が10年にわたり海を漂い、海の生き物たちを苦しめ続けることを想像してみてほしい。
※一部略