1 :2022/03/13(日) 16:09:38.70 ID:1mrrpcz00●.net
ロシア軍が包囲したウクライナ南東部マリウポリで、人道危機が深刻化している。
赤十字国際委員会(ICRC)は12日までに現地スタッフの話として「食料があと数日分」といった厳しい状況を伝えた。
電気やガス、水道といったライフラインも寸断し、寒さで体調が悪化する住民が相次いでいる。
赤十字国際委員会(ICRC)は12日までに現地スタッフの話として「食料があと数日分」といった厳しい状況を伝えた。
電気やガス、水道といったライフラインも寸断し、寒さで体調が悪化する住民が相次いでいる。
マリウポリはロシア軍が包囲と砲撃を続け、食料や飲料水など物資の補給が断たれている。
安全な退避にむけた「人道回廊」も攻撃が続いて機能していない。
市当局は11日、ロシア軍が包囲した12日間だけで民間人1582人が死亡したと明らかにした。
ICRCは現地で人道支援に取り組んでいる。
ツイッターで公開したマリウポリの男性スタッフによる報告によると、男性が避難する建物には約65人が集まり、地下シェルターに幼い子どもと母親が身を寄せる。
12歳以上の子どもや母親以外の成人は地上階で寝泊まりしている。
自宅や砲撃で破壊された同僚の家から食料を持ち寄った。
残りはわずかで「まだ食料を持っている人もいるが、どのぐらい持つかはわからない。多くの人が子どもに食べさせるものがないと言っている」。
医薬品も不足し、特に糖尿病やがんなどの患者の薬の確保が急務という。
マリウポリでは20万人規模が退避を待っていると推定される。
ICRCのスタッフは川の水を沸かすなど飲料水を確保する方法は見つけられたと説明し「ほかの人々に比べればまだましだ」とも述べた。
マリウポリに残る住民の多くがさらに苦境に置かれていることを示唆した。
ロシア軍包囲のマリウポリ 「食料あと数日分」赤十字職員
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB130W00T10C22A3000000/