HUNTER×HUNTER「軍儀」が商品化　メルエムとコムギが対局する架空の盤上競技

HUNTER×HUNTER「軍儀」が商品化　メルエムとコムギが対局する架空の盤上競技
『軍儀』
漫画『HUNTER×HUNTER』の「キメラアント編」に登場する架空のゲーム『軍儀』がまさかの商品化。ユニバーサル ミュージックから発売される。

本プロジェクトのために特別チームが結成され、作品に登場する描写をもとに「駒は3個まで積める」「初期配置は自由」などの要素を再現したルールが構築されている。

商品は通常版とハイエンド版が用意されており、いずれも完全受注生産限定品として予約販売が行われる。通常版には「駒×50個」「軍儀盤シート」「駒置きシート×2」「軍儀 解説書」が、ハイエンド版には「軍儀盤」「駒置き×2」「駒入れ×2」「駒×50個」「軍儀 解説書」がそれぞれ付属する。
家族でも楽しめる段階的なルールを用意

『軍儀』は、冨樫義博さんによる漫画『HUNTER×HUNTER』（集英社）に登場する架空のゲーム。

架空の国・東ゴルトー共和国で生まれた盤上競技で、プレイヤーがチェスや将棋などのように王である駒の「帥（スイ）」を詰むことを目指す。

駒を3枚まで重ねられるという特性から立体的な視点が必要になると言われており、かなり複雑なゲームだとされている。

作中では、キメラアントの王・メルエムと盲目の少女・コムギがこの軍儀で対戦。その頭脳戦を通して、互いにさらなる高みへと昇っていき、心を通わせていった。

今回は、作中の戦略性を再現した「上級編」の他にも「入門編」「初級編」「中級編」のルールが用意されており、「入門編」であれば親子でも楽しめるようになっている。
連載再開が待ち遠しい『HUNTER×HUNTER』

『HUNTER×HUNTER』は、1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている漫画。

偉大なハンターである父親・ジンと同じ道を行くために、様々な試練に挑む主人公・ゴンと、その仲間たちによる壮大な冒険が描かれている。

綿密かつ複雑に構成された設定やストーリー、類まれな演出の力、魅力的なキャラクターにより、漫画史に残る名作に数えられる。

そのため常に物語の展開に注目が集まっているのだが、休載が非常に多く、連載再開が発表されるたびに話題になるのが定番の流れになっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/89629089c7215b8670f92a3a6418be40b0372638

【画像】メルエムとコムギが心通わせた『軍議』（全5枚）