1 :2022/01/28(金) 23:01:59.70 ID:nh/60yYC9.net
ついにNVIDIAとAMDのGPUの実売価格が下がり始めている──米The Vergeが1月24日(現地時間)、そのように報じた。IT系メディアサイトである米Tom’s Hardwareと、ドイツの3DCenter.orgはそれぞれ、eBayとドイツの小売価格を調査したところ、NVIDIA製とAMD製の新品のグラフィックスカードのほぼ全てで、価格の下落を確認したという。
Tom’s Hardwareが示した、eBayにおける2021年12月と2022年1月の価格対比の表では「RTX 3090」は12月で2829.39ドルだったのに対し、1月には2550.86ドルになり、価格は9.8%下がっていた。その他にも「RX 6900 XT」を除く、全てのGPUでも値下がりを確認できる。
また、グラフィックスカード全体の販売量も減少している。このことからThe Vergeは価格下落の原因を「転売屋に手数料を払うのが嫌で、購入を諦める人がいた可能性がある。あるいは、暗号通貨の影響なのではないか」と指摘。最近の暗号通貨の急落により、マイニング業者が大量のグラフィックスカードを手放したのではないかと推察している。
3DCenter.orgは、2021年1月から2022年1月における、ドイツの小売店での「RX 6000」シリーズと「RTX 30」シリーズの価格推移の図を掲載。どちらも4〜5月が価格のピークにあり、2022年1月には値下がり傾向がみられる。
The Vergeによると「NVIDIAとAMDは、2022年後半に供給が改善するとの予測を繰り返し表明している」という。
1/25(火) 13:47配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/adb118124fc80ecba96527ab5cfac516f254c542
Tom’s Hardwareなどの報道によると、2022年1月第4週はイーサリウムおよびビットコイン双方の大幅な下落(ピーク時からほぼ50%程度の価格)に合わせるかのように、eBayで販売されているGPU価格も下落しているという。
2021年12月下旬のeBay価格と比較した場合、いずれも数パーセント以上の価格下落が認められる。もっとも、特にハイエンドGPUはもともと高額であるため、数パーセント程度の下落では印象があまり変わらない。
とはいえ、GeForce RTX 3090とRTX 3070 Tiを除いては販売量が減っているにも関わらず平均単価が下落、一方販売量が少なかったRadeon RX 6900 XTの価格は3.7%上昇しているなど、やや不可解な点もある。
ただし、中でもRadeon RX 6600に至っては11.6%も下落し、518.66ドルで販売されている点については特筆すべきだとしている。同価格帯のNVIDIA製品はGeForce RTX 2060とGTX 1660 Superがあるが、いずれも旧世代のものでRX 6600と比較すると遅いため、今購入するならRadeon RX 6600がベストチョイスだとしている。
今後、仮想通貨の下落傾向が続いた場合、ABF基板不足問題の解消、ビデオカード生産増加とあいまって、価格は引き続き下落すると予想している。
1/25(火) 14:11配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c21101dae5cb58013042ab3a8356e192183f682