1 :2022/01/02(日) 10:20:22.00 ID:PZHMVpYR0●.net
これまで印刷や電子部品の事業を展開してきた凸版印刷(トッパン)が最近、新しい収益源としてメタバース分野への本格的な進出を目指している。
トッパンは、高い成長が期待されているメタバース分野での需要創出に取り組んでいる。メタバースは仮想空間などと呼ばれる。具体的には、ネットワーク上に構築された仮想空間において私たちはアバター(分身)として活動する。アバターの生成需要や、他者との交流促進による起業の増加など、メタバース関連分野の成長期待が急速に高まっている。
現在、トッパンはメタバースを支えるソフトウェアの創出に集中し始めている。その対象分野は3つに分けられる。同社の主な顧客である企業と行政に加えて、消費者(個人)もトッパンのメタバース事業の対象になる可能性が高い。
潜在的な消費者向けビジネスの代表的な取り組みが、アバター生成だ。トッパンは人工知能(AI)および3D復元技術を用いることによって、写真一枚から自然かつ繊細な画質でアバターを生成するデジタル技術を開発している。現時点で同社はアバター生成サービスを企業向けに提供するとしているが、今後の展開によってはトッパンがITプラットフォームを経由して個人に直接アバター生成サービスを提供する展開もあるだろう。メタバースを活用する個々人の能力向上を支え、メタバースという変化への社会の対応力、包摂性を高めるという点でトッパンの潜在的な成長機会は増えている。
https://biz-journal.jp/2022/01/post_272257.html