1 :2021/12/25(土) 16:53:07.80 ID:WPhaU8gj0.net
芳野友子会長を「美人会長」と呼んで謝罪に追い込まれた一件ではなかったか。
ジェンダー研究で知られる東京大学名誉教授の上野千鶴子氏に、率直に質問をぶつけた──。
上野氏は「美人」発言の問題点について「すでに『ブス』という言葉がタブーになりましたから、
その対極にある『美人』も言っちゃダメというのは、論理的にも当然のことですよね」と
指摘したうえで、次のように説明する。
「近年、ルッキズム(外見至上主義)という言葉が登場しました。この“イズム”というのは、
セクシズム(性差別)、レイシズム(人種差別)などの言葉にも使われているように、“差別”という意味です。
外見についてとやかく言うのは差別であり、“やってはいけないこと”に認定されたということです。
それは、“褒める”という行為でも同じこと。
たとえば妻やガールフレンドと一緒に歩いている男が、前から来る別の女を見て、
『お、美人だな』とか『お、ブスだな』とか何気なく言ったりするでしょ。
その瞬間に、女は一元的な序列のどこかにサッと位置づけられてしまうことになる。
そんなこと頼んでもないのに。当然、不愉快ですよね。
男というのは、そうやって女をランキングする権力が自分にあると無邪気にかつ傲慢に
信じているのです。それが近年になってやっと『そんな権利、アンタたちにはないよ』ということが浮かび上がってきた」
それならば、女性が男性に「イケメン」などと言うことも問題視されるべきではないのだろうか。
「よくある反論ですが(苦笑)、女の場合は一元尺度でランクオーダーされるのに対して、
男は多元尺度なんです。
たとえばイケメンじゃなくたって、学歴とか地位とか、そういった尺度が男にはある。
男の尺度の中で一番強力なのは金力(稼得力)であり、イケメンかどうかなんてことは、
男にとってはマイナー尺度です。
つまり男女のランクオーダーは非対称ですから、『女だって同じことをやっているだろ』とはなりません」
(続きはソースで)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c14deb8308b2307deb2e2accc1cce01510563e0