1 :2021/12/17(金) 10:43:51.75 ID:7up/8N1l0●.net
中東のトルコで16日、中央銀行が4か月連続で政策金利の引き下げに踏み切りました。インフレでも金利を引き下げる
異例の対応が続く中、市民生活への影響が一段と深刻になっています。
異例の対応が続く中、市民生活への影響が一段と深刻になっています。
トルコ中央銀行は16日、主要な政策金利を15%から14%に引き下げると発表しました。
利下げはことし9月から4か月連続となります。
トルコではインフレが続いていますが、中央銀行は「高い金利は経済を冷やす」と主張するエルドアン大統領の意向に
沿って利下げという異例の対応を続けています。
この結果、通貨リラはドルに対してことし初めから半分の水準にまで値下がりし、輸入コストが上がった影響などから
物価の上昇率は20%を超える状況になっています。
最大都市イスタンブールでは生活が苦しい人などのために格安でパンを提供する店を市が設けていて、店の前には連日、
長い列ができています。
年金で暮らしているという男性は「金が足りず、いつも空腹だ。一日2本のバゲット以外、何も食べる余裕がない」
と話していました。
物価の上昇に歯止めがかからない中、国内では労働組合などによるデモが相次いでいて、国民の不満は一段と
高まっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211217/k10013391471000.html