1 :2021/11/24(水) 16:56:17.03 ●
「普通の男」の定義が「普通じゃない」
(中略)
年収500万円は「普通じゃない」
女性のための転職サイト「女の転職type」による2021年6月実施の「第28回 教えて!今どきの結婚観」アンケート調査によれば、結婚相手に求める最低年収平均額は526万円。500万以上と回答した割合は6割弱にも達した。これを見る限り、彼女たちにとって500万円は普通なのだろう。
しかし、結論からいえば、「500万円以上の年収」は世の男性の普通でも平均でもない。少なくとも、初婚がもっとも多い25〜34歳のアラサー年代において、年収500万円以上を稼ぐ未婚男性など少数派である。全国規模でいえば、当該年代の未婚男性のわずか11%。東京都に限定してもたったの22%しかいない。普通どころか上位2割に相当する。
つまり、都内の婚活女性が「年収500万円以上」という条件を提示しただけで、上位22%以下の男性は足切りされてしまうことになる。が、裏を返せば、6割の婚活女性が500万円以上の男性を希望したところで、マッチングされるのは東京で2割、全国では1割しかいないことになる。
50代まで拡大しても「普通じゃない」
(中略)
それよりなにより、300万未満の未婚男性が全体の半分を占めているのが現実なのだ。
(中略)
既婚者にとっても「普通じゃない」
ちなみに、既婚者だからといって全員が年収500万円を稼いでいるわけではない。
未婚者と同様の結婚適齢期25-34歳で比較してみても、年収のボリューム層は300万円台である。500万円未満で結婚している割合は69%もある。既婚者で見ても、年収500万円は普通ではないことがわかる。
(中略)
結婚相談所の婚活面談で、仲人さんたちが婚活女性からよく聞かされる言葉があるそうだ。
「高望みはしません。普通の人でいいです」
次に続く条件は今まで書いてきたようなものである。この言葉を受けた仲人さんは、口には出さずとも、こう思うだろう。
「ここに普通の人なんていません。あなたのいう普通の人はここに来るまでもなく結婚しています」と。
(全文およびグラフなどはこちら)
https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20211016-00263353