1 :2021/11/17(水) 22:35:31.68 ID:+myWiDPr0●.net
“大型インコ”都会で大増殖…フン害&騒音に大迷惑
All Nippon NewsNetwork(ANN)
川崎市の住宅街を飛び回る、大群の正体は「インコ」。全長40センチほどで大型だということです。ここ数年、東京都内や都内近郊で大型インコが数を増やし、住民がフンや鳴き声で困っているそうです。
■集団旋回…公園内を高速低空飛行
川崎市の住宅街にある公園。昼間は子どもの声が響く、住民の憩いの場です。
しかし、夕暮れ時になると、穏やかな公園内は一変します。
公園の上空を高速で飛び回るミドリの大群。少しの間、上空を旋回した後、次々に木の上に止まっていきます。
男性:「すごいね」
公園に来た親子:「ちょっと、こんなにたくさんいて。何がいるんだろって、最初びっくりしましたけど」
ライムグリーンの体に、尾っぽに生えた長い羽。赤色のくちばしの、派手な見た目が特徴です。
この鳥の名は「ワカケホンセイインコ」。本来は、インドやスリランカなどに生息している外来種の鳥ですが、公園や住宅街の木にねぐらを作り、東京を中心に年々、数を増やしています。
ワカケホンセイインコの集団には、ある特徴があります。
人が歩く公園内を、ねぐらに向かって低空飛行。人のすぐ上の高さを、高速で通り過ぎていきます。
近くのテニスコートでも、木と木の間を移動する際、テニスをする人たちの上を、何度も低空で横切っていきます。
テニスをしていた人:「(Q.危ないと感じることは?)もう、ほんとに低空飛行するから。集団でシューッて飛んでしまうので。下手したらラケットでたたかないかな…」
■全長40センチ…寿命は飼育下で30年
集団で空を舞う、ワカケホンセイインコ。インコの中でも大型の種類で、全長は40センチにも上ります。
近所の住民:「今、羽根拾ったんですよ。結構大きいですよ、ほら」
尾っぽの羽は、人の親指と比べると倍以上の長さ。その大きさは、小型のセキセイインコと比較しても、一目瞭然です。
さらに、寿命も長く、飼育下では30年生きると言われています。
小鳥カフェ「いこーよ」・中村秀夫店長:「イヌ、ネコより、はるかに(寿命が)長いですから。寿命を当然考慮して飼わないと大変ですね」「(Q.どんな性格ですか?)ちゃんとした飼い方をしないと、かみ付いたり。一般的に野鳥になっている鳥は、やはり荒いですよね」
夕暮れ時、公園から数百メートル離れた雑木林には、続々と集まるワカケホンセイインコの姿がありました。
定点カメラを置いて撮影してみると、画面左から何度も小さな群れが飛んできて、右の一番大きな木に止まっていきます。
ねぐらに帰る前の中継地点なのか、数えきれないほどのインコが集まってきます。
そして、一塊になったインコの大群は、ねぐらのある公園に、一斉に飛び立っていきました。