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【人情紙風船】びしょびしょの4歳女児、通り過ぎる大人。女子中学生は見過ごさなかった

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1 :2021/11/14(日) 22:01:43.78 ID:LiW+tJSG9.net

https://news.yahoo.co.jp/articles/98d0085c3584584f49f797d3e701135648d28f8f

千葉県習志野市内で迷子になっていた女児(4)を保護して交番に送り届けたとして、
習志野署は12日、同市立第一中学校3年の近藤奈乃葉さん(15)に感謝状を贈った。
同署の安達忠祐刑事官は「近藤さんが優しさと勇気を持って助けなければ、
事件事故に巻き込まれていたかもしれない」とたたえた。

近藤さんは10月17日午後0時半ごろ、コンビニエンスストアで昼食を買うために、
受験勉強をしていた同市秋津3丁目にある市立新習志野公民館から外に出た。
すると、大雨のなか傘も差さずに1人で歩いている女児を見つけたという。

「親は近くにいるのかな……」。心配して見ていると、女児は車通りが多い国道357号の方へ。
だが、まわりの大人は気にも留めずに通り過ぎる。女児が今にも道路に飛び出しそうになっているのを見て、
「このままだと危ない」と引きとめた。

女児は「頭からバケツの水をかぶったくらいびしょびしょ」で、体は冷たく、顔もこわばっていたという。
近藤さんは自分が着ていた上着を女児にかぶせた。

「大丈夫?」「名前言える?」「家族は?」――。話しかけても、女児は「うん」「ううん」とあいまいに答えるばかり。
近藤さんは「体調が悪いのかな」とドキドキしながらも女児と手をつなぎ、近くの同署秋津交番に送り届けた。
「でも、話しているうちに(女児の)表情がだんだん明るくなって安心した」

署によると、女児は近藤さんが保護する数時間前、両親が目を離した隙に1人で自宅を出てしまったという。
女児にけがはなく、行方を捜していた両親にその日のうちに引き渡された。

近藤さんは「感謝状をもらえるほど大ごとになるとは思わなかった」とはにかむ。
「今後同じようなことがあれば、周りの人も気遣ってあげてほしい」と話した。

感謝状を受け取る近藤奈乃葉さん(右)=2021年11月12日午後1時32分、習志野市立第一中
https://news-pctr.c.yimg.jp/uUzvQ3lML_bkIqyakc1vFhcD1LjPo8yt_iUb5dR3d8r5m8rSD2r1Nf-NxZJIuHs6xj-VncQJ49EC3zwmv2BLM7lPY5L5AXHIYnc5Dzx6U072DFRfdkXDVlXSFgYJnTUbNH_sQypBKOnHQBEwFigPRLKLpDEJponwFXMYJRtBuOo=