1 :2021/11/11(木) 14:01:50.22 ID:w82Z4IfG9.net
先日、衆院選と同時に行われた最高裁裁判官の国民審査で不信任率の上位を独占したのは、選択的夫婦別姓を認めない現行の民法と戸籍法の規定を「合憲」と判断した深山卓也氏、林道晴氏、岡村和美氏、長嶺安政氏の4人だった。国民審査は1949年の制度開始以降、罷免された例がないことから形骸化していることが問題視されているが、今回の結果は選択的夫婦別姓に対する国民の意識が反映された結果だといえる。
現実には夫婦の96%において妻が夫の姓に変えていることから、選択的夫婦別姓は「女性の問題」だと捉えられることが多いが、決してそうではない。今回は妻の姓に改姓した男性に取材することができた。
必ず「婿養子?」と聞かれる
今年結婚8年になる藤原さん(仮名)が結婚時に妻の名字に改姓したのは、妻が自分の家名を存続したかったからだ。受け継ぐ家業があったわけではないが、それが妻の望みだったので、むしろ藤原さんは「男が改姓するのは珍しい」と面白がって改姓した。今でもこの決断に後悔はないが、改姓時の書類手続きや、戸籍姓(妻姓・結婚姓)と旧姓の使い分けに今でも辟易しているという。
まず最初に藤原さんが衝撃を受けたのは、周囲の反応だった。
妻の名字に改姓していることを誰かに伝えるたびに、ほとんど全員から「え? なんで?」「婿養子になったの?」と驚かれる。妻の姓になっただけなのに、こうした反応を受けることに大きな違和感を覚えたという。
「夫婦それぞれ独立した関係なのに、私が自分の実家を捨てて妻の実家に属するような言い方をされてビックリしました」(藤原さん、以下同)
こういった誤解を解くためにいちいち自分のプライベートを説明するのも億劫だし、納得が行かない、と言う藤原さん。「女性はこんなふうに夫のイエのモノになると世間に思われているのだな」と、夫姓を名乗る女性の気持ちが想像できたという。
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