1 :2021/10/03(日) 05:24:36.29 ID:L+uzpqoa0●.net
10月1日の共同記者会見で関与を否定した甘利氏だが、いったい、どのような疑惑だったのか。「週刊文春」が、証拠や写真などともに報じたグラビア記事を再公開する。
また、金銭授受の当事者が実名で詳細を語った6ページの特集記事は 「週刊文春 電子版」 で限定無料公開している。
「この日、私は甘利大臣に現金50万円を渡しました」 こんな衝撃告白をするのは、千葉県白井市にある建設会社『S』の総務担当者、一色武氏(62)。下の写真で甘利明TPP担当大臣(66)と握手している当人である。
甘利氏と言えば、菅義偉官房長官、麻生太郎財務大臣と並び、安倍政権の中枢を担う一人。TPPの大筋合意では、粘り強い交渉で米側からタフネゴシエーターと恐れられた。だがその甘利氏に、政権を揺るがす重大疑惑が浮上した。
2014年2月1日午前10時半、神奈川県大和市の地元事務所で甘利氏と会った際の様子を、一色氏が振り返る。 「大臣と面会したのは、当社とUR(独立行政法人都市再生機構)の補償交渉をめぐる案件で、口利きをお願いするためです。
私が資料をお見せしながら案件について説明した後、現金の入った封筒を渡すと、大臣は『ありがとう』と言って、封筒を受け取りました。後になって『受け取っていない』と否定されないために、面会する3日前の1月29日、私は横浜銀行東海大学駅前支店で50万円をピン札に両替しています」
現金授受の現場で笑う甘利氏の秘書
その50万円のピン札をコピーしたのが、下の写真だ。 甘利事務所と一色氏の金銭授受はこれだけではない。一色氏はURの案件で複数回にわたり口利きを依頼し、13年以降、大和事務所所長の清島健一氏(公設第一秘書)や、政策秘書の鈴木陵允(りようすけ)氏にも現金を渡してきたという。 小誌は今回、現金授受の決定的現場を押さえた。
下の写真をご覧いただきたい。大和市内の喫茶店において一色氏と清島氏が対面したのは、15年10月19日のこと。一色氏が周囲の目を気にしながら現金20万円を手渡すと、清島氏はニヤッと笑い、傍らに置いたジャケットの内ポケットに仕舞ったのだった。 一色氏はこう続ける。
「証拠として残したメモを見ると、昨年だけで2人に210万円は手渡しています。
会うたびに、キャバクラやフィリピンパブで接待もしている。これだけ賄賂を渡していれば、甘利大臣が当社のために動いてくれると信じていました」 政治家や秘書が口利きの見返りに報酬を受け取った場合、あっせん利得処罰法違反にあたる可能性がある。
なお、証言の詳細は 「週刊文春 電子版」 で限定無料公開している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbfea8ebcde82f36e3b614a2319db5de7290c142