1 :2021/09/22(水) 22:09:59.38 ID:FG/laMmF0●.net
2021年9月15日 ニッケイ新聞社
「エスピリトサント州に巨大な大仏ができたらしい」――
突然、当紙読者からそう問合わせの電話があった。調べてみると、大仏は州都ヴィトリア市から高速道路BR-101号線を北進した先の人口約1万2千人ほどのイビラス市に建てられていた。
大仏は101号高速道路沿いにある「鳥居公園」内に作られ、台座を含めると35メートル、重さは350トンもある。奈良の大仏は高さ15メートルで重さ400トン、鎌倉の大仏は12・4メートルで120トン。
リオ市コルコバードの丘のキリスト像は高さ30メートルなので、それを超える大きさだ。さっそくお寺を探し、住職に話を聞いてみた。
大仏は曹洞宗寺白雲山禅光寺(ビッチ大樹住職)が建立したもので、街道沿いの同公園から2キロ離れた山中に寺院がある。1974年に設立された南米初の曹洞宗僧堂だ。
同寺によると、この大仏は静岡県富士市永明寺(加藤孝正住職)やブラジル国内企業からの寄付を得て造られた。加藤住職と大樹住職は約40年前に愛媛で共に修業した同期の縁がある。
18年から建立が始まり、20年10月に完成。お披露目式はパンデミックのために延期され、この8月28日に行われたばかり。
「大きな仏像は欧米にはなく、造る機会があったら良いなとは思いましたが、こんな大きな大仏が出来るとは思わなかったです」と同寺の副住職ビッチ研道さんは語る。
「寺が所在するイビラス市は工場や観光地資源も乏しい小さい町なので、こういった大仏を作ることで観光地となり、町にお店が増えて市の経済発展に繋がる」と期待をよせる。
https://www.nikkeyshimbun.jp/2021/210915-21colonia.html
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