1 :2021/09/14(火) 19:18:48.45 ID:VJLNVmUW0.net
情報BOX:中国の規制強化、巨額の時価総額吹き飛ぶ
[上海 13日 ロイター] – 中国では政府の規制強化により、ハイテク・教育・不動産など、さまざまな業種で大手企業の株式時価総額が激減、市場では次はどこがターゲットになるのかとの警戒感が浮上している。
規制強化で影響を受けた大手企業の一部をまとめた。
◎アリババ・グループ
電子商取引最大手アリババの受難が始まったのは2020年後半。傘下の金融会社アント・グループが計画していた370億ドル規模の新規株式公開(IPO)に突然、待ったがかかった。
アリババはその後、市場の独占的な地位を乱用したとして、27億5000万ドルの罰金を科された。
創業者のジャック・マー氏は、昨年10月下旬のスピーチで、中国の規制システムを批判。それ以降、アリババの米国上場株式の時価総額は4000億ドル以上急減している。マー氏のスピーチが政府の怒りを買ったとの見方が多い。
広範な領域に及ぶアリババの企業帝国は、アルゴリズムの利用、消費者のプライバシー、労働者の保護といった多岐にわたる分野で、引き続き規制当局の厳しい視線にさらされている。
◎騰訊控股(テンセント・ホールディングス)
国内最大のゲーム企業、ソーシャルメディア企業であるテンセントは、2月中旬に株価が上場来高値を付けて以降、2兆7000億香港ドル(3471億3000万ドル)分の株式時価総額が消失した。
同社は、過去の買収について独占禁止当局への報告を怠ったとして罰金を科されたほか、2大ゲーム動画配信サイトの合併計画(53億ドル規模)を阻止された。音楽著作権を巡る契約締結も禁止されている。
政府が進めている未成年者のゲーム依存症対策も、事業に影を落としている。政府は8月、18歳未満のオンラインゲームのプレイ時間を週3時間に制限した。
続く
https://jp.reuters.com/article/china-regulation-companies-idJPKBN2G90KV