1 :2021/09/14(火) 17:07:41.87 ID:CAP_USER9.net
番組サイトで「9月7日の放送で、肌荒れを克服した女性の体験談をお伝えしました。番組内容で、治療中の多くの患者の皆様とそのご家族、携わる医師の方にご心配及びご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪。
「VTRでは、ステロイド薬の使用を中止したエピソードに触れました。一方で、日本皮膚科学会のホームページによりますとステロイドの外用薬は、皮膚炎の炎症を十分に鎮静することができるなど、有効性と安全性が科学的に立証されている薬です。正しく使用すれば、全身性の重篤な副作用は起きないとされています。患者の方が自らの判断で急に薬の使用を中止すると症状が悪化し、白内障や網膜剥離などのリスクがありますので、絶対にやめてください。治療は、医師の指導に従ってください。また日本皮膚科学会などのホームページも参考にしてください。今後、番組では再発防止に努めてまいります」と記した。
この日、日本皮膚科学会がサイトを更新し、「ザ!世界仰天ニュース」の放送内容について「『ステロイドは本来体内で作られるが、ステロイド薬の使い過ぎにより体内でステロイドが作られなくなった。』(23:53)や、『再び体内で作られるようにするには、ステロイド薬を断つしかない』(24:09)といった、科学的に明らかに根拠のない内容もあり、患者さんへの悪影響が懸念されます」と問題視。
「日本皮膚科学会、日本アレルギー学会、日本臨床皮膚科医会、日本皮膚免疫アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児皮膚科学会、日本アレルギー友の会(患者会)は以下に当番組の問題点を指摘します」とした上で、4点について指摘した。
1.ステロイド外用薬の使用を、種類も使用法も区別すること無く否定し、ステロイド外用薬を用いた治療中の患者さんに恐怖と不安をあおる内容であったこと。
2.脱ステロイド「療法」という用語を用いることで、ステロイド外用薬を使わないことをひとつの治療法として、あたかも疾患が治るかのごとき期待を抱かせる内容であったこと。
3.ステロイド外用薬を使うことの危険性を把握し、「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」に沿って診療を行っている医師と患者さんに不必要な不安と妨害を与えるものであったこと。
4.番組を視聴した結果、多くの健康被害をもたらす可能性が高いこと。
続けて「マスメディアは科学的根拠に裏打ちされた情報を基に、患者さんの利益になる番組を制作することが使命であると考えます。そのため、当番組を制作・放映したことに対して、日本皮膚科学会、日本アレルギー学会、日本臨床皮膚科医会、日本皮膚免疫アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児皮膚科学会、日本アレルギー友の会から連名で日本テレビに対して厳重に抗議しました」と記載した。
スポニチ 9/14(火) 15:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6a84a2ea4bf478ead39a140170ee8aba4554545