1 :2021/08/23(月) 05:04:20.90 ID:CAP_USER9.net
しかも、きょうの『ワイドナショー』では、吉本を牛耳る松本人志がトドメのように「宮迫は優先順位が違ってきた、ホトちゃんのほうを見ていない」「雨上がりというコンビはなくなりましたけど、ホトちゃんというピン芸人が生まれた」と発言。蛍原を持ち上げることで、宮迫を切り捨てた。
しかし、いったい今回、宮迫が何をしたというのか。言っておくが、例の闇営業問題から2年も経っているし、別に新たなスキャンダルを引き起こしたわけでもない。元相方の蛍原と本音と笑いを織り交ぜながら、解散を報告しただけだ。
今回、宮迫を批判している芸人が口を揃えているのが、解散報告動画での蛍原の言動から怒りが伝わってきた、この間の宮迫の身勝手さを再認識した、解散は全て宮迫に責任なのに、結局、きちんと謝らなかった、などというものだが、今頃になって何を言っているのか。
また、御用マスコミも、配信動画で蛍原が「YouTubeを始めた頃から、すれ違い始めた」と言っていたことから、「YouTubeが成功して天狗になって、蛍原をないがしろにした」などと書き立てているが、宮迫は吉本と決裂してテレビに出れなくなったから、YouTubeに活路を見出さざるをなくなっただけだ。
とにかく何から何まで意味不明な今回の宮迫叩きを見ていると、背景にもっと大きな力が働いているのではないかと勘ぐりたくなる。
周知のように、宮迫に対しては、今年2月、吉本興業のドン・大崎洋会長が「フライデー」の直撃取材に答え、「いや、もう(吉本に)戻らんでええと思うで。いちいちユーチューブでネタにすんなって話や。辞めてまで吉本のことネタにすんなよって」と怒りの発言。御用マスコミはこれに呼応するように一斉に宮迫叩きを展開した。
結局、これが号砲になって、蛍原が解散を決意。芸人と御用マスコミが今回の発表にあわせて宮迫バッシングを再燃させたということではないか。
「吉本芸人たちも、あの大崎会長の発言で、上層部が宮迫に本気で怒っていることを認識した。それで、忠誠を誓うために、今回改めて一斉に宮迫叩きに走ったという部分はあるでしょう」(スポーツ紙記者)
しかし、吉本の利益共同体によるこの理不尽な「宮迫叩き」「宮迫干し上げ」は今に始まったことではない。闇営業問題で、宮迫が吉本に反旗を翻した時点から始まっていた。
しかも、この流れを作り出し、マスコミ支配をさらに強固にしたのが松本人志だった。当時の「週刊文春」(7月25日発売号)が「松本人志が牛耳る吉本興業の闇」と題する特集で指摘していたように、大崎会長の強権支配を支えてきたのが松本であり、大崎会長と吉本はすべて松本の言いなりという状況ができているのは有名な話。
その結果、吉本は大崎会長も岡本社長も責任を取らず、幹部の椅子に居座ることになった。そして、誰も吉本のことを批判しなくなったどころか、いつのまにか“宮迫のついた嘘の被害者”のようになってしまったのだ。
そして、今年2月には、前述した大崎会長の「戻ってこんでええ」発言、さらには、今回の雨上がり決死隊解散報告動画における、理不尽としか言いようのないバッシング──。
ようするに、宮迫の会見で、その体質を暴露され、辞任寸前に追い込まれた吉本上層部や御用マスコミにとって、宮迫はテレビから干す程度では許せない存在だということだろう。だからこそ、今回の解散を機に、吉本ともテレビとも関係のなくなった宮迫を御用マスコミ、芸人が総動員で、YouTuberとしての活動すら難しい状況に追い詰めたのである。
しかし、悲しいのはこうした御用マスコミにすっかり乗せられて、ネットやお笑いファンまでが、吉本という会社の責任をすっかり忘れて宮迫叩きに走っていることだろう。ネットでは、「雨上がりを解散させたくせになんの反省もない」「すべての責任はお前にある」「宮迫の嘘がすべての始まり」「ホトちゃんを捨ててYouTubeをとった報い」いう罵倒が飛び交っている。
しかし、改めて言っておくが、雨上がり決死隊を解散に追い込んだのは、宮迫ではない。宮迫をスケープゴートに仕立てて、パージした吉本興業という会社ではないだろうか。
★抜粋
https://nordot.app/802158987229331456?c=642615283276121185