1 :2021/07/27(火) 18:29:44.91 ID:vJxkKmSb9.net
7月24日、岐阜県可児市で始まった大規模接種。岐阜県に住むブラジル人やフィリピン人を中心とした「外国人優先の接種日」が設けられました。
接種したブラジル国籍の女性:
「小さい子供もいるし、お年寄りのお父さんやお母さんにも会うので、ちょっと怖かったので打ってみようかなと思って。(接種して)ちょっと安心しています」
会場では、日本語のほか、英語・ポルトガル語でも案内を表示し、通訳にはフィリピンで使われるタガログ語も加え対応。
岐阜県で進む外国人への接種、敢えて「外国人」という枠を設定するのには、理由があります。
会場で従事する医師:
「(Q.外国人優先の理由は?)感染リスクが高いところを早く打ってあげることが重要かなと思いました。それが、ひいては周りの感染も防ぐ」
同じエリアに集まって生活しているケースが多い外国人。一度、感染者が出るとクラスターになる可能性も高く、
特に工場で働く人が多い美濃加茂市と可児市では、市内の感染者の半数以上が外国人だったといいます。
「外国人向け接種日」を設けることで、それぞれのコミュニティに情報が広がり、接種が進むことが期待されています。
人口のおよそ9.2%と県内で最も外国人の割合が多い美濃加茂市。SNSを通じ、大規模接種などワクチンに関する情報発信に力を入れています。
美濃加茂市多文化共生推進室の担当者:
「(外国人は)なかなか文字を読まれないというか、できるだけ動画やイラストで情報を伝える必要があるということが分かったので作りました」
文字情報だけでなく、実際に感染した外国人の体験談を動画にまとめるなど、イラストも交えて理解しやすいよう工夫します。
国籍に関わらず、街に住む人全体での感染抑え込みを目指します。
美濃加茂市多文化共生推進室の担当者:
「外国人の方にも、日本人の方と一緒に街を作っていくんだという雰囲気を、これから私たちも一生懸命作っていきたいと思います」
https://www.fnn.jp/articles/-/216069