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【朗報】革靴離れで進むスニーカー通勤! おじさんが履いてもダサくないビジカジシューズは?

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1 :2021/06/26(土) 06:37:32.24 ID:phDvxL/S9.net

ポストセブン2021.06.25 07:00
https://www.news-postseven.com/archives/20210625_1670466.html?DETAIL

長引くコロナ禍によるリモートワークの増加によって、ビジネススタイルも大きく変わりました。基本的に自宅で作業をするのに従来通りにワイシャツとスーツを着てネクタイを締めるのは、絵面としてはちょっと異様であり、仕事をしながらも家事や食材の買い出しに行くためには着替える必要があります。スーツ・ネクタイで食器洗いや掃除は不便ですし、近所のスーパーに行くのも不適当です。ですから、両方を兼ねてカジュアル感のある服装が求められることになります。

その代表例がTシャツの上から軽いジャケットを羽織るスタイルでしょう。これならインターネット会議のときにはジャケットを羽織って、家事をするときにはジャケットを脱いでTシャツ姿になれます。ジャケットが苦手ならカーディガンを羽織るという手もあります。そのため、従来型のスーツは売れなくなり、当然のことながらそれに合わせるドレスシューズも売れなくなりました。

売れなくなったドレスシューズ
こうした変化を象徴しているのが、青山商事、AOKI、はるやま、コナカといった大手紳士服チェーン各社の赤字です。通勤しないのならスーツは不要というわけです。

同様にそれに合わせる革靴も売れなくなります。ドレスシューズで有名なリーガルコーポレーションの2021年3月期連結は、売上高192億円(対前期比34.1%減)、営業損失21億8100万円、経常損失20億8700万円、当期損失44億1700万円と大幅な減収と赤字に終わりました。本業の儲けを示す営業損失が22億円弱も発生したところにドレスシューズの売れ行きの悪さが証明されています。

ファッション的にいえば、着ている服が従来型スーツではなくカジュアルセットアップなら、わざわざ革靴を合わせる必要はありません。もちろん、ファッションとして合わせる人がいても間違いではありませんが、マス層ではありません。カジュアル服の場合、ほとんどの人が現在ではスニーカーを合わせるのではないかと思います。

ワークブーツ派も姿を消した
そういう自分もほとんどスニーカーしか履いていません。かれこれ30年前の学生時代を振り返ってみると、大学生は基本的に就職活動時以外はカジュアルですから、その時にどんな靴を履いていたかというと今と同じくスニーカーという人が半数。そして、もう半数はレザーのワークブーツでした。

私もワークブーツを履いていた時期はありました。もちろん、レッド・ウィングなど高価なブランド物ではなく、近所の靴店で買って来た5000円くらいの「なんちゃってワークブーツ」でしたが……。

しかし、現在、カジュアル服にワークブーツのようなレザーカジュアルシューズを合わせている男性もほとんど見かけなくなりました。男性はほぼスニーカーを着用しています。

その理由について考えてみると、クッション性の良さによる「楽さ」にあると考えます。スニーカーは他の履物に比べて圧倒的に足が楽です。人間は一度楽なものを覚えるとそれをやめようとは思いません。ですからワークブーツ派は姿を消したのだと思います。

そしてドレスシューズも同じ運命をたどるのではないかと思っています。もちろん、従来型スーツでの通勤もゼロにはなりませんし、冠婚葬祭もなくなりませんから、一定の需要は残ると思いますが、これまでのようにスーツには必ず革靴という時代は過去のものになるでしょう。

見栄えのいいビジカジスタイルの基本
では、おじさん世代はアフターコロナのビジカジスタイルをスニーカー着用でどのように着こなすのが最も見映えがマシなのか──考えてみたいと思います。

まず、今のトレンドは少しルーズなシルエットになっていますから、カジュアルセットアップも以前のスーツのようなピタッとしたシルエットではありません。そのため、スニーカーを合わせる際は、ズボンの丈は少し短めでくるぶしが見えるくらいにするのがバランス良く見えやすいです。

昔のスーツのように長めのズボン丈でスニーカーの上にワンクッション溜まってしまうと、途端にダサくなってしまいます。特に腰回りがゆったりして裾が細くなっているテイパードシルエットで丈が短めのパンツがお勧めです。

そして、ジャケットの下に着るインナーはワイシャツよりはTシャツや派手すぎないカジュアルシャツを着るのが良いでしょう。

ネクタイはしないほうがスニーカーとは合いやすいと思いますが、どうしてもしなければならないときは、ニットタイがカジュアルスタイルにもお勧めです。

(一部略)