1 :2021/05/29(土) 13:30:36.20 ID:23VqS7Xc9.net
菅義偉首相は緊急事態宣言の再延長で、東京五輪・パラリンピックに向けて「背水の陣」を敷いた。
政権中枢は、開催を妨げないギリギリまで宣言を続け、オリパラ期間中の新型コロナの感染拡大を防ぎたい考えだ。
「五輪シフト」とも映る政権のコロナ対応に、五輪に懐疑的な世論がいっそう強まる可能性もある。
政権中枢は、開催を妨げないギリギリまで宣言を続け、オリパラ期間中の新型コロナの感染拡大を防ぎたい考えだ。
「五輪シフト」とも映る政権のコロナ対応に、五輪に懐疑的な世論がいっそう強まる可能性もある。
宣言の再延長を発表した28日夜の首相の記者会見では、五輪をめぐる質問が相次いだ。
「宣言下でも五輪ができると考えるか」。
記者団から重ねて問われた首相は「テスト大会も国内で4回開催している。(様々な声に)配慮しながら準備を進めている」と説明。
具体的な開催条件には触れなかったが、コロナ禍での五輪実現に自信を示した。
6月1日には豪州から女子ソフトボールの選手団が来日し、群馬県内で事前キャンプを行う方向で調整するなど、五輪への準備はいよいよ本格化する。
官邸幹部は「感染が落ち着けば、世の中は五輪でどんどん盛り上がる」。自民党の重鎮も「とにかく開きさえすれば、日本中のムードは変わる」と強気の姿勢だ。
「五輪をやめる選択肢はない」(首相周辺)と言い切る政権中枢の関心はいま、観客を入れて大会を開けるかどうかに向かう。
当初は4月中に基本方針を示す予定だったが、「宣言中に決めるのは難しい」(大会組織委員会幹部)との声もあり、先送りされている。
組織委の橋本聖子会長は28日、「政府がその(緊急事態宣言解除)後、基準を示すと思う。その基準に沿って考えなければいけない」と話した。
関係者の間では、延長の期限の6月20日ごろが決定の節目との見方が広がる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c37e3c9aced040d739d1dd9a4ff510a9ea68ec3