1 :2021/05/16(日) 18:45:25.17 ID:fIDXNL+M9.net
飼い主の男性によれば、与えていたエサは冷凍のラット(ドブネズミ)。1か月に1度、1匹丸のみするだけで数か月は腹が持つ。
下アゴが左右に「ニューッと伸びる感じ」で開き、大きなエサをのみ込んでいくという。
「生き物丸ごとなので栄養価がある。内臓もあるし骨もあり、カルシウム、ビタミンなどバランスがとれます。ほかのエサを与えたことはありません。
飼い主目線で言うと、冷凍エサしか食べていないので外では何も捕食できないだろうなと。
近くの雑木林にはリスなどもいるんですけど、狩ることはできないんじゃないか」(飼い主の男性)
夜行性ともいわれるアミメニシキヘビの行動範囲は狭く、暗闇に乗じても長距離を移動することは考えにくいという。
前出の白輪園長は「まだ見つからないのが不思議で、逃げた場所からせいぜい十数メートルの範囲内に潜んでいる可能性はいまだにあると思っている。
ヘビにとって遠くに行く理由がないから」と話す。飼い主の男性から頼まれ、捜索のための助言もしている。
飼い主の男性は平均睡眠約5時間の捜索生活を続け、体調を崩すこともあったが、
「いまは疲れている場合じゃない」と捜索を諦めない姿勢。ヘビマニア仲間が捜索を手伝ってくれている。
一方、飼い主の男性が暮らすアパートはそもそも「ペット禁止」で、周辺からはルール違反を厳しく指摘する声も聞く。飼い主の男性にそのことをぶつけると、
「はい。アパートの管理会社からも指摘されました。ご迷惑をおかけしました」
と非を認める。飼育していたほかのヘビなどをこのほど第三者に譲渡し、アパートからも退去して今後は“通い”で捜索を続ける。
離れて暮らす親からも叱られたという。
さて、ヘビが自発的に戻ってくる可能性はないのか。
「正直、ヘビは人になつくような生き物ではない。おそらく飼い主のことも認識できないし、迷子になったワンちゃんが戻ってくるみたいなことはないと思います。
また、ヘビマニアの心理としてニックネームはつけません。熱帯魚などと同じでコレクションみたいな感じなんです」(飼い主の男性)
アミメニシキヘビについては継続して飼っている個体を除き、昨年6月以降は個人の愛玩目的での新規飼養を認めていない。
戻って来なかったとしても、別の新しいアミメニシキヘビを飼うわけにはいかない。
飼い主の男性にとって、最悪のシナリオとは何か──。
「もう飼えないことではありません。逃げたヘビにも申し訳ないことをしてしまいました。仮に戻ってきたとしても、
私が同じ個体を飼い続けるわけにはいかないでしょう。しかるべき場所に預けることなどを検討します。最悪のシナリオはヘビが人にケガを負わせることです。
これを避けるために早く見つけたい。死骸でもいいからなんとしても見つけたい」(飼い主の男性)
https://www.jprime.jp/articles/-/20856