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【打ち切り列伝】週刊少年ジャンプで“名言”を残して消えた漫画3選wwwwwwww

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1 :2021/04/20(火) 18:16:47.97 ID:CAP_USER9.net

https://myjitsu.jp/enta/archives/89211

『週刊少年ジャンプ』といえば、読者アンケートによって作品が評価され、人気のない作品は容赦なく切り捨てられるとウワサされてきた。これまでに数々の打ち切り作品の山が築かれてきたが、その中でも伝説と言える逸話を残した漫画を3つ紹介しよう。

<その1>史上最速の打ち切り…『チャゲチャ』澤井啓夫

ジャンプ史上最短となる8週で打ち切りとなったのが、2008年の42号から49号にかけて連載された『チャゲチャ』。人気漫画家の澤井啓夫が、自身の代表作『ボボボーボ・ボーボボ』の後に手がけた作品だ。

大まかなストーリーは、日本一の大都市「暮東京」を舞台として、全国から集まったヤンキーボーイたちが激闘を繰り広げる…というもの。前作「ボーボボ」と同じギャグ漫画で、登場するキャラはどこか前作の登場人物と似ている部分があった。大きく違う点を挙げるとすれば、「チャゲチャ」にはツッコミ役と呼べる存在がいない。前作ではツッコミ役が作品のいいスパイスとなっていたのだが、「チャゲチャ」はブレーキなしの不条理ギャグ漫画となっている。ギャグオンリーな世界観に読者が置いてきぼりにされたため、8週という驚異のスピードで連載終了を迎えることに。中略

<その2>迷走っぷりが伝説級!?『タカヤ』坂本裕次郎

坂本裕次郎の『タカヤ』は、2005年から2006年にかけて連載されたジャンプ作品。主人公の火叢タカヤが、力こそが全てである学園に入学するという設定の学園格闘コメディ…だったはずが、終盤でいきなり異世界ファンタジーものに突入するという驚異の迷走を披露した。また、1話の「あててんのよ」と最終話の「よっしゃあああツッ! THE ENDォォ!!」というセリフは、当時ちょっとした話題を呼んだ。

「タカヤ」は1〜38話が「閃武学園激闘伝」というサブタイトルの学園編、その後の12話分が「夜明けの炎刃王」とサブタイトルを変えた異世界編となる。
中略
学園編と異世界編ではもはや別作品という印象だ。読者はそんな超展開についていけなかったのか、テコ入れもむなしく異世界編はコミックス1巻分の12話で終わってしまった。

<その3>文字通り突き抜けた…『ロケットでつきぬけろ!』キユ

「ジャンプ」の一部読者には、短期での連載打ち切りを「つきぬけ」と表現する人がいる。その言葉の語源となったのが、2000年に掲載されたキユの『ロケットでつきぬけろ!』だ。同作は10週での打ち切りとなっており、コミックスは1巻分しか発売されていない。

「ロケットでつきぬけろ!」というタイトルだが、題材はロケットではなくカートレース。F1レーサーを目指す少年のお話だった。しかし、カートレースという題材がジャンプ読者にあまりマッチしなかったのか、人気に火がつくことはなかった。

この作品は、作品そのものよりも作者・キユについて語られることが多い。「ジャンプ」の巻末には作者陣のコメントが掲載されるのだが、中でもキユは個性的なコメントを書いていた。とくに同作の最終話が掲載された号には、《痛みを知らない子供が嫌い。心をなくした大人が嫌い。優しい漫画が好き。バイバイ》という意味深な言葉を残している。

当時はこの発言が「編集部を非難するものではないか」と読者をざわめかせたが、その後もキユは集英社の雑誌で何度か連載しているため問題はなかったようだ。