1 :2021/04/17(土) 03:56:26.66 ID:TyFVqdZw9.net
新型コロナ対策本部会議を緊急開催。吉村洋文知事(45)は府民に対し「不要不急の外出をお控えいただきたい」と訴えた。
さらに、吉村氏は5日から適用しているまん延防止等重点措置の効果が見られない場合は、
昨年並みの強い内容を伴う緊急事態宣言を要請する考えも示したが、専門家は現状がすでに
「アウトブレイク」だと指摘。吉村氏に本当の“実行力”を求めた。
医学博士で防災・危機管理アドバイザーの古本尚樹氏は大阪の状況を「緊急事態どころではない異常事態。
近隣にも広がっており、まさにアウトブレイク、感染爆発です」と指摘。
英国型変異株の流行は2月ごろから指摘されていただけに「大阪も兵庫も見通しが甘すぎる。先を見越してやるのが基本なのに、変異型に対して見通しをしなかった。
取り巻きがマズいんでしょう。兵庫県の井戸敏三知事のうちわ配布もそう。考えれば分かるのに誰も止めない」と批判した。
古本氏がこうも厳しく話すのは、感染がいまだ上昇フェーズにあるからだ。
「収まる要素がなく、ピークはゴールデンウイークになる可能性がある。その間、ワクチンもなく、重症化した患者を受け入れるサイクルも円滑にいかず、
死者が増えるという状況になるだろう。コロナの傾向からすると、関西が収まると今度は東京で爆発的に増える」
ここまで危機的な状況に陥った背景については「第3次救急医療体制はこうした事態を見すえているから、平常時には確かに無駄に見える。
維新の会が府と市の一体化を目指して、無駄なものとして力を入れなかったのを市民が支持した面もある。そのツケが回ってますね」と分析した。
コロナ対応を巡っては行ったり来たりを繰り返し、“やってる感”との批判も少なくない吉村氏だが、
古本氏は「本当に感染者を減らしたいなら大阪府をロックダウンするしかない。
そして、ワクチンの確保。国に頼っているとなかなか回ってこないので、知事が直接、ファイザーやアストラゼネカといった
薬剤メーカーと取引する。“実行力がある”とは本来そういうことだ」と行動を促した。
東スポ2021年04月15日 11時15分
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3029072/