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【悲報】『鬼滅の刃』花江夏樹、鬼頭明里も…『ランク15』でギャラ「推定8万6250円」

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1 :2021/04/04(日) 19:05:32.74 ID:CAP_USER9.net

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『鬼滅の刃』で主人公の竈門炭治郎の声を担当している花江夏樹(29)が、昨年末放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際にギャラについて聞かれると、花江は笑顔で「●円」と返答。放送ではピー音で消されたが、驚いたレギュラー陣が突っ込んで聞くと、「だんだんキャリアを重ねていくとランクが上がっていく。僕はずっと最低ランク」と答えた。興行収入記録を塗り替えた大ヒット映画に出演してもギャラがなぜ最低ランク? 声優のギャラ事情について、関係者や現役の声優に取材した。

「花江さんが話していたとおり、声優のギャラにはランクがあります」と話すのは、アニメ作品を数多く手がける映像プロデューサーだ。
「日本俳優連合に加盟している事務所の場合は、事務所に所属して3年めまでは『ジュニアランク』。ギャラは固定で1本1万5000円。たとえ主役級に抜擢されても、拘束時間などは問わず、モブ役(群衆として扱われる通行人など)と同じ一律1万5000円です。

4年め以降は個人の人気や能力によって事務所や自身の査定が入り、いちばん低いのが『ランク15』で1万5000円。『ランク16』で1万6000円、『ランク17』で1万7000円とランクアップごとに1000円ずつ上がり、最高で『ランク45』の4万5000円となり、さらにその上にランクを持たない『ノーランク』があります。
花江さんのランクは存じ上げませんが、ご本人が仰っていたので、『ランク15』の1万5000円だと思われます」

「作品が大ヒットしても、その作品に携わった声優にボーナスが入ることは基本的にありません。ただ、『鬼滅の刃』のようにヒットすれば、映画やテレビ特番などの新規作品への出演や、元の音源を使用した二次使用グッズなどで実務がともなうので、それがボーナス的な還元にはなります」

日本俳優連合の「外画動画出演実務運用表」のアニメーション作品出演規定をもとに、花江が最低ランクの「ランク15」だとして『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の出演料を計算すると、推定で8万6250円という驚きの金額になる。「ランクを推定すれば、主役の炭治郎役の花江さんとセリフが少ない禰豆子役の鬼頭(明里)さんのギャラは大差ないと思います」(アニメ制作・配信会社関係者)

ランクは事務所などの査定時期によって大きく変わったり、ランクの高い声優が自身のランクを下げて依頼されやすい額に見直したりするケースも多々あるため、各声優の現状のランクづけをするのは、各事務所に確認しない限り難しいという。

ノーランクの声優は「野沢雅子さん(『ドラゴンボール』の孫悟空、孫悟飯、孫悟天、『銀河鉄道999』の星野鉄郎など)のように、声を聞けば誰もがあの人だとわかるぐらいの名実ともにトップの方」(前出・映像プロデューサー)。

 だが最近は、声優の仕事は変わりつつあるという。中略

「グラビアに挑戦すると露出が増えてランクが上がる場合もあります。声優なのかタレントなのかがシームレスになってきていると思います。最近の傾向としては、アニメよりゲームの仕事のほうがギャラが高い場合もあります」(前出・映像プロデューサー)と、多様化しているといえる。中略

「『ランク15』の1万5000円で計算した場合、テレビアニメのアフレコが月4本レギュラーで入っても、1年間で72万円です。声優一本で食べていけるのが全体の1〜2%だといわれるのがおわかりいただけると思います」(前出・映像プロデューサー)。

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