1 :2021/03/23(火) 11:15:32.80 ID:Eyo7AhK10●.net
間もなく聖火リレーが始まろうとしている。そんな中、東京五輪・パラリンピックの開閉会式で、
企画・演出の統括役を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏さんが辞任した。違和感と怒りを感じる。
問題は約1年前、演出チーム内でさまざまな企画を出し合う段階で出た一つのアイデア。
それが女性タレントの容姿を侮辱したとされている。しかし、佐々木さんはその場でメンバーに
注意され、謝罪し、撤回。指摘されたメンバーにお礼まで述べている。素晴らしいチームで
準備を進めていたことが分かるのだ。
アイデアを出し合った内輪のやり取りを1年たった今、告げ口した人のなんと卑怯(ひきょう)なことか。
加えて、「女性の容姿を侮辱」などと、事実を歪曲(わいきょく)させてセンセーショナルな見出しで
伝えるメディアも情けない。
チームで新たなコト、モノを創り上げる作業をしたことがある人なら分かると思う。質より量を重視して、
集団でアイデアを出し合う方法としてブレーンストーミングやアイデアフラッシュなどいくつかの
手法があるが、ポイントは自由闊達(かったつ)な意見を出し合うこと。
間違った言葉や役に立たないこともどんどん出していい。私なんか、この段階でのことを
告げ口されたら命がいくつあっても足りないと思う。とにかく皆でアイデアを出して、
ダメなものはチーム内で議論しながら削除していく。
今回の佐々木さんのアイデアは、チーム内で「没」にされたものだ。ビジネスの世界の手法で、
没にしたアイデアの責任を取らなければいけないなら、創造力を捨てろと言っているようなものである。
https://www.sankei.com/column/news/210323/clm2103230007-n1.html