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『聖闘士星矢』主力キャラになる未来もあった「1人の青銅聖闘士」の悲哀

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1 :2021/03/11(木) 15:09:53.60 ID:CAP_USER9.net

ぶたまん 3/11(木) 7:06

 アニメやゲームにもなった車田正美氏の人気漫画『聖闘士星矢』。同作は1985年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった作品で、ギリシャ神話をモチーフにした物語は大ヒットを記録。“聖闘士(セイント)”と呼ばれる戦士たちの活躍に夢中になったファンは多いことでしょう。

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 聖闘士たちは、それぞれの守護星座をイメージした“聖衣(クロス)”を身につけてバトル。その主要キャラクターは5人いて、ペガサスの星矢、ドラゴンの紫龍、キグナスの氷河、アンドロメダの瞬、フェニックスの一輝という顔ぶれ。彼らは、女神アテナのために戦う青銅聖闘士(ブロンズセイント)でした。

 作中には他にも白銀聖闘士(シルバーセイント)、黄金聖闘士(ゴールドセイント)が登場し、聖闘士の頂点に立つのが黄金聖闘士。クロスの強度的には青銅聖闘士が一番弱いという設定ですが、『聖闘士星矢』の物語はブロンズの主要キャラ5人を中心に描かれています。

 しかし、作中に登場する青銅聖闘士は星矢たち5人だけではありません。中でも物語序盤に登場機会が多かったのが「ユニコーン(一角獣星座)の邪武」という青銅聖闘士です。

 序盤に主人公の星矢と対立するライバルのような存在だった邪武は、次第に出番が減少。星矢たちメイン組と比較されると弱いと思われがちですが、青銅聖闘士の中で見ると実はそんなことはありません。そこで今回はユニコーンの邪武について振り返りたいと思います。

■邪武はどんなキャラクター?
 ユニコーンの邪武は“女神アテナ”の化身である城戸沙織に心酔。その沙織さんに対して反抗的な態度を取るペガサスの星矢とはたびたび衝突し、関係は最悪でした。

 そんなユニコーンの邪武は、10人の青銅聖闘士が参加したトーナメント大会「銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)」に出場。その2回戦でアンドロメダの瞬と対戦するもまったく歯が立たず敗北。その後会場に乱入してきたフェニックスの一輝にも敗れてしまいます。

 それからしばらく邪武は登場しなかったので、弱いキャラという印象を持っている人が多いと思います。

 しかし、よく考えてみてください。瞬や一輝といった主要キャラは青銅聖闘士にもかかわらず、はるか格上の黄金聖闘士とわたりあえてしまうような異質の存在なので、むしろアチラ側の強さがおかしいのです。しかもフェニックスの一輝には黄金聖闘士にもないような聖衣の自己修復機能までありますし……。

 話はそれましたが、エピソードが進むにつれて邪武の登場シーンは減りますが、のちに星矢とも和解。立派な聖闘士になっていくことをつけ加えておきます。

■ユニコーンの強さを検証する
 星矢を始めとする主役級の5人はさておき、それ以外の青銅聖闘士と比べたら、邪武の強さはかなりのモノ。作中でそこまで出番がなかったので、なかなかその強さを実感しにくいのが残念なところです。そこで数少ない邪武の輝いたシーンをご紹介しましょう。

●銀河戦争第1回戦

 銀河戦争に参戦したユニコーンの邪武は、ライオネットの蛮と対戦します。最初は一方的に攻撃を受ける邪武ですが、反撃に転じると蛮を圧倒し、見事に倒しています。

 その後、星矢が沙織さんのもとに到着。そこでちょっとしたケンカに発展するワケですが、この頃は星矢のライバル的なポジションとして、これからの邪武の活躍に期待していたんですよね……。

●十二宮編

「銀河戦争編」「白銀聖闘士編」が終わり、邪武が再登場したのが「十二宮編」のこと。沙織の心臓に黄金の矢が刺さって倒れ、そこに襲いかかってきた敵を一瞬でやっつけたのが邪武でした。

 このときは他の青銅聖闘士たちも敵を倒していたので、相手が弱かっただけとも言えますが、(星矢たちを除く)青銅聖闘士のリーダー的な位置で存在感を示しています。

※続きはリンク先で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210311-00120313-futaman-ent

『聖闘士星矢』(集英社)第8巻・書影より