最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【悲報】2100年までに、「1年の半分が夏になる」

スポンサーリンク

1 :2021/03/09(火) 19:30:40.87 ID:uM3DsiQj0.net

地球の気候変動は日々進行しており、「気候変動は第三次世界大戦レベルの危機」だと主張する専門家もいます。
そんな気候変動について、新たに「気候変動がこのまま進めば、2100年までに1年の半分が夏になる」と予測する研究論文が
アメリカ地球物理学連合(AGU)の学会誌に掲載されました。

中国科学院で熱帯海洋学を研究するYuping Guan氏が率いる研究チームは、1952年から2011年までの世界中の気候情報を収集し、
北緯30度から60度のエリアの気温の平均を算出。そのエリアの一年間の気温のうち、
最も高い気温から25%の範囲の期間を夏、最も低い気温から25%に気温の期間を冬、
その間の期間を春・秋と定義して各季節の長さを求め、結果を円グラフに示しました。
なお、日本は北緯20度から46度の間に位置しているので、このエリアに含まれます。

調査の結果はこんな感じ。1952年は「春:124日」「夏:78日」「秋:87日」「冬:76日」で、夏と冬がほとんど同じ長さです。
なお、1952年はうるう年ですが、簡潔な比較のために2月29日は無視されています。

2011年の四季の長さは、「春:115日」「夏:95日」「秋:82日」「冬:73日」。夏の期間が長くなり、春・秋・冬の期間が短くなりました。

研究チームは、調査の結果を基に、気候変動が現状のまま進行した場合の2100年の四季の期間を予測。
その結果、2100年には「春:108日」「夏:166日」「秋:60日」「冬:31日」と、1年の約半分を夏が占め、冬が1カ月程度になるという予測が導き出されました。

2100年までに「1年の半分が夏になる」という予測
https://gigazine.net/news/20210309-northern-hemisphere-summer/